映画レビュー

🎞️ 映画レビュー

今まで観た映画の記録。10段階での採点とひとこと感想を添えて(特に良かった作品は長文レビュー)

全 375 件 列ヘッダー(タイトル / 分 / 鑑賞日 / 採点)クリックでソート
陪審員2番 114 2025-01-21 ★8
殺人事件の陪審員が、自分が真犯人であることに気づく話。 話の顛末は非常にシンプルで、あらすじで書かれていることがほぼ全てと言っていい。 しかも、とても静かで淡々としている。きっと激情的な演技やシーンで圧倒されるものと勝手に想像していたら、全く違った。 でもそれなのに、エンドロールで息が詰まって、動けなくなる。複雑な涙が出る。 イーストウッド監督が最も激しい演出を仕掛けている場は、スクリーンの中ではなく、スクリーンの外で目撃している人の心の中ということか。 彼が一貫して描き続けている「善悪を問う」作品の究極形にふさわしい逸品。
ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ 138 2024-10-12 ★7
僕は典型的に前作に魅せられたタイプなので、裏切られた側なのだろう。 例えば、終盤の階段シーンにおいて、せめてものカタルシスとして、ジョーカーとハーレクインが熱いキスを交わしながら、ハーレクインが顎の下から彼の頭を撃ち抜き、That's Lifeとともに血を撒き散らしながらスローでアーサーの亡骸が階段を転げ落ちるようなシーンが観たかった。そんな事を思った。 結果的に、そのような、前作を踏襲する意味での「劇的」な作品を期待した人はことごとく裏切られたと言える。 しかしながら、画の力、音楽の力がとにかく凄まじく、間違いなく、ある確かな意味においての「劇的」な映画体験をした。総じて、傑作だったと評したい。 監督は何を意図していたのか。前作の加熱に対するリジェクトのようでもあり、他方で、「ひとたび心酔したものであれど、気に食わないものは壊してしまえ」という、悪に対する、より悪質で過激な鼓舞であるようにも感じられる。
オッペンハイマー 180 2024-03-31 ★8
想像していたよりもさらに、人、人、人なドラマだった。 登場人物が多く関係性も複雑、そのうえ180分と来ているので、やや頭が疲れる。 からこそ、ノーランの手腕が光るいくつかの”目玉”シーンによって、凝った頭が吹き飛ばされるような体験もひとしお。 なんだかんだでとてつもない映画体験だったなと、池袋のバカデカIMAXで観て本当に良かったと思えた。 体育館でのスピーチのシーン。 葛藤するオッペンハイマーが見る幻覚の映像表現はもちろん、個人的には爆風よりも音圧を感じた聴衆の足拍手、熱狂、それを日本人として眺める複雑さ、様々な考えと感情が入り混じって、強烈な印象が抜けずにいる。 劇中、原爆起爆による連鎖反応で地球上の空気に引火し、世界が終わることを懸念するシーンがあるが、この可能性は“ほぼゼロ”と言われ、幸いなことに(?)実際にも起こらなかった。 しかし、あのスピーチシーンの聴衆の”爆発的”な熱狂を見るに、核の炎は結局のところ人の心に引火し、世界中に延焼し、結局のところ、ある意味においての「世界」は終わったのだろう。 ※ほとんどが人物を映した映画で、派手なVFXシーンも無い(そもそもCG使わないし)ので意外と低予算なのでは?と思って調べたらきちんと1億ドルかかっているようだ笑 CGといえば、水面にインクを落としたような”アナログ”なニュアンスのある宇宙の映像表現には、「2001年宇宙の旅」「ボヤージュ・オブ・タイム」「ツリー・オブ・ライフ」の”あれ系”のシーンの父であるダグラス・トランブルへのリスペクトを感じる。
ボーはおそれている 179 2024-02-23 ★6
初心者におすすめ元気が出る映画! 最新鋭のセンスと技術で織りなされる体験はまさに悪夢3.0!! イレイザーヘッド×アイズワイドシャット×ファニーゲームUSAを寄せ集めたような欲張りハッピーセットで寒い冬を乗り切ろう❣️劇場へ急げ💨
ザ・キラー 118 2023-11-01 ★8
とにかくカッコいい。 何だそりゃって表現だけど、カッコいいとしか言いようがない。 僕が映画に求めるシリアスさとスタイリッシュさを完璧に携えている。 マジで全シーンが隙がなくスタイリッシュだった。やはりフィンチャー監督の色香は、唯一無二か。 突然何かが起きたり、「何か起きるぞ」と思ったところで何も起きなかったり、そのあたりの良い塩梅のエンタメじゃ無さも好み。 主人公の大逆ギレスカしスミス殺し屋はもちろん、「事故死っぽく殺して」というトリッキーな命乞い(?)をするオバサン、死亡確定のシチュエーションでスカし通す女殺し屋など、感情移入できる登場人物はほぼ皆無。 ずっしりと残るような、おみやげとして持って帰れる深いテーマがあるわけでもない。 でも、釘付けで惹かれっぱなしの映画体験ができる。 映画館で観てよかった。 ※あと新宿シネマートという映画館に初めて行ったけど、レトロな質感の割に想像以上に品質が良くて驚いた。また行きたい!
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 206 2023-10-21 ★7
実際にあったインディアン部族殺害事件をテーマにした映画。 冒頭シークエンスがあまりにも芸術的… 鬱々と悲壮感漂う状況から爆音で狂喜に転じるあのスコセッシらしいコントラストによって、開始5分で完全にやられた。 この206分が間違いなく素晴らしい時間になると確信できた。 冒頭の印象が強すぎて、「ウルフ・オブ・ウォール・ストリート」的なカオス劇が始まるかと思いきや、そこからはかなり生々しいサスペンスが続く。 見どころはやはりデニーロとディカプリオの桁違いの演技力。迫力のある腹黒い紳士を演じさせてデニーロの右に出るものは居ないのではなかろうか。 劇中で印象的だったのはインディアンのお母さんが亡くなるシーン。夢か現かわからないまま、パッパと無音でシーンが切り替わり、天へ「到達」するあの見事な印象から、2001年宇宙の旅のラストシーンを彷彿とした。 スコセッシのクライム映画にしては殺人シーンの暴力描写が控え目だったのは、いかにインディアンの命が軽視され、「あっさりと」殺されていたか、その史実を表現していたのかもしれない。
ザ・クリエイター/創造者 133 2023-10-21 ★6
AI否定派の人間 vs AIとAIの味方の人間で戦争する話。 観やすくわかりやすいエンタメSFという印象で、いわゆる家族愛が主軸。 僕は哲学的で深淵なSFが好きだが、この映画はソレではない。 題材や設定自体は哲学的だが、この映画独自の強烈なメッセージは感じられなかった。 家族愛SFというカテゴリでインターステラー級の深淵さを期待していくとガッカリするので、ライトな気持ちで観た方が良いだろう。 とはいえ、僕もライトな感じは予告編で既に察していた。 僕が鑑賞した決め手は「題材が良さげなSFで音楽がハンスジマーだったから」だ。 ハンスジマーならあるいは…化けさせるかもしれない! 一縷の望みを抱いて劇場へ臨むも、残念ながらブレードランナー2049のような精神が全部映画に持っていかれるほどのハンスジマーの御業を感じることも叶わなかった。 (とはいえ、Fly me to the moonやEverything in its right place、月の光など挿入曲の使い方のセンスは中々良かった) ということで、映画本編についても付随して期待した音楽についても今一歩という評価の映画。
君たちはどう生きるか 124 2023-09-30 ★8
想像を遥かに超える良さだった、驚いた。 僕は、あまりジブリを知らない。 いくつか作品を観てはいるが、しっかりと印象に残っているのは「千と千尋の神隠し」と「風立ちぬ」くらいだ。 それ以外は…正直なところ「観ておくか」という義務的な態度で消化した作品ばかりだ。 今回も、同じような気持ちで、「良いものが見られる」という期待は持たずに臨んだ。 この作品が「ジブリ」なのかどうなのかは、僕にはわからない。 ただ、1本の哲学的なファンタジー作品として、とても直球に大好物なものだった。 幸か不幸か、期待値の低さ、そしてジブリ偏差値の低さがコントラストとなって、強い感動を生んだのかもしれない。 垣間見える作者の宇宙観や死生観、そしてそれを人としての生き方へ接続する試みは、手塚治虫作品にすら近い印象があった。 または、「海獣の子供」を観た時の余韻に近いかもしれない。 宮崎駿って、こんなに哲学的な人だったのか。 晩年まで筆を取り…ジブリをよく知らない僕へまで、ジブリというカテゴリにおいて胸を張って好きといえる作品を残してくれたことに、敬意と感謝を抱いた。
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング part1 163 2023-08-07 ★6
少し遅れたが、IMAXで観られてよかった。 後半のアクションたたみかけは流石の仕事… 暴走AIというテーマ自体は昔からありがちなものだけど、対策としてのオフライン化の描写が良かった。 前世紀の衛星使うとか、オフライン環境で基地作るとか。 今どきのリアリティだ。 AI利用の普及に抵抗する現実のハリウッドのストライキという、現実の状況とリンクしているのがなんとも面白い。
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース 117 2023-07-15 ★7
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怪物 126 2023-06-10 ★7
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銀河鉄道の父 128 2023-05-07 ★9
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オーロラの彼方へ 117 2023-05-06 ★7
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コーダ あいのうた 112 2023-04-22 ★7
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オンリー・ゴッド 90 2023-04-15 ★6
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フェイブルマンズ 151 2023-03-09 ★6
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バビロン 188 2023-02-28 ★7
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BLUE GIANT 120 2023-02-19 ★8
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 132 2023-01-31 ★7
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト 147 2023-01-21 ★5
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ミッション:インポッシブル/ローグネイション 131 2023-01-07 ★5
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 132 2023-01-02 ★5
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ミッション:インポッシブル3 126 2022-12-31 ★5
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ミッション:インポッシブル2 124 2022-12-30 ★5
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ミッション:インポッシブル 110 2022-12-29 ★5
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レインマン 134 2022-12-25 ★7
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グリーン・ナイト 130 2022-12-05 ★5
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メトロポリス 107 2022-12-02 ★7
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君の名は。 107 2022-11-04 ★7
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ゴッホ~最期の手紙~ 96 2022-10-22 ★6
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ゼロの未来 107 2022-10-22 ★5
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鉄コン筋クリート 111 2022-10-22 ★7
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NOPE/ノープ 131 2022-10-03 ★4
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ファンタジア2000 75 2022-09-20 ★6
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ブレードランナー2049 163 2022-09-20 ★10
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ 90 2022-09-15 ★6
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教えて?ネコのココロ 67 2022-08-19 ★6
キャワワ🥹 人間が怖がるものをともに怖がるという性質や、アメリカ猫と日本猫で性格が違うのは知らなかった〜 夫婦でワーキャー言いながら猫番組を見ていたら、うちの猫が嫉妬するかのように普段あげない声をあげていた。笑
トップガン マーヴェリック 131 2022-08-11 ★6
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海獣の子供 111 2022-07-09 ★9
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クラウド・アトラス 172 2022-06-30 ★8
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スキャナー・ダークリー 100 2022-06-23 ★7
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犬王 128 2022-06-21 ★3
僕にとって「マインド・ゲーム」が映画観を変えるほどの強烈な体験であったため、同監督最新作をチェック。 結果、全くの期待外れだった。 「マインド・ゲーム」のレビューにも記載したが、恐らくあの作品のフィクサーは監督の湯浅政明ではなく、プロデューサーの田中栄子だ。(「鉄コン筋クリート」「海獣の子供」など、同氏が携わった作品リストを見れば一目瞭然だ。「マインド・ゲーム」同様、見事に「思考に効く」「サイケ」なラインナップが連なっている。) ベースの設定や、ところどころキラリと光る湯浅政明ワークスのビジュアルが展開されたのは良いのだが… 好きな人には申し訳無いが、主軸である「演奏」があまりにも残念だ。オブラートに包まず言えば、ダサすぎる。にもかかわらずシークエンスが長すぎて、恥ずかしさすらあった。 結果、僕は劇場の帰り道に友人たちと「何じゃありゃ!」とヤケ酒をしたのであった。
ゲーム 128 2022-06-07 ★7
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レッド・ドラゴン 125 2022-06-05 ★8
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スパイダーマン:スパイダーバース 117 2022-06-04 ★8
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121 2022-06-04 ★7
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快楽殿の創造 38 2022-06-04 ★4
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ミッション8ミニッツ 93 2022-04-30 ★9
言葉にできないレベルの完全完成品 全宇宙のSF好き必見 大手サブスクでインターステラーやインセプションと肩を並べていないことが不思議でならない、抗議したい ていうかジャケットもダサいなこれ!そういうとこだぞ…内容めちゃ凄いんだからちゃんとしてくれ
日本で一番悪いやつら 135 2022-04-30 ★5
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ラスベガスをやっつけろ 118 2022-04-29 ★5
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チック、チック…ブーン! 115 2022-04-27 ★7
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ビッグ・リボウスキ 117 2022-04-24 ★5
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ルーシー 89 2022-04-19 ★7
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ツリー・オブ・ライフ 138 2022-04-09 ★6
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ファンタジア 125 2022-04-09 ★7
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THE BATMAN-ザ・バットマンー 176 2022-04-05 ★6
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アメリカン・ユートピア 107 2022-03-09 ★5
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ハウス・オブ・グッチ 159 2022-02-03 ★4
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クライ・マッチョ 104 2022-01-16 ★4
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マネー・ショート 130 2022-01-07 ★4
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浅草キッド 122 2022-01-05 ★6
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キングスマン:ファースト・エージェント 131 2022-01-04 ★3
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ネイチャー 93 2021-10-16 ★7
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マイノリティ・リポート 145 2021-09-12 ★7
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凶悪 128 2021-08-29 ★5
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孤狼の血 LEVEL2 139 2021-08-22 ★6
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愛がなんだ 123 2021-06-07 ★5
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ジェントルメン 113 2021-05-08 ★5
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孤狼の血 126 2021-02-10 ★7
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ミッドナイト・スカイ 118 2021-01-09 ★4
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トータル・リコール 113 2020-12-05 ★6
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TENET テネット 150 2020-09-18 ★7
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E.T. 115 2020-04-29 ★5
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コマンドー 89 2020-04-15 ★6
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サタデー・ナイト・フィーバー 119 2020-04-11 ★4
若者の鬱屈とした悩みをダンスがかき混ぜる青春パンク的映画。 生まれた時代や場所、観た年齢、いろんな要因によって「どうしても刺さらない」映画というのが残念ながらあって、その一つだった。 スタンドバイミーとかもそう、非常に心苦しい。
アバウト・タイム 愛おしい時間について 124 2020-03-03 ★8
過去の人生の好きな瞬間に戻れる能力を持って生まれた男。能力を自覚した青年時代から立派な父になるまでの彼を描いた、すこしSFでハートフルなドラマ。 ジャケットとタイトルから、漠然と「平凡なラブコメ」だと思い込んでいたけど、全く違った。もっと早く観ればよかった。 まず、個性を出しつつも主張しすぎないSF要素のバランス感が絶妙で、時系列や因果を小難しく考えなくても非日常が愉しめる。 それでいて本筋のドラマは家族愛ゴリッゴリで余韻も良いという仕上がりなので、満足しない訳がない。 家族愛×SFというとなんと言ってもインターステラーがツボだけど、あちらのSFのハードさをオリンピックと例えるならこちらは高校の体育祭くらい。 とはいえ軽薄さは感じられなくて、むしろ「死よりも生のほうが不可逆的」という味わい深い設定をカマしてくれたりする。 幅広くオススメできそうな映画。
ブラック・クランズマン 128 2020-02-28 ★4
まだ黒人差別の根深い1979年のコロラドで、署で初の黒人警察官となった男がKKKに潜入するという実話ベースの物語。 こういう、ネイティブアメリカンや黒人にまつわるアメリカ社会の問題を描いた作品は勉強になる一方で、なかなか映画として没入して楽しみきれないことが多く、この映画も同様だった。
エターナル・サンシャイン 107 2020-02-27 ★5
クリニックに行けば都合の悪い記憶が消せる世界における、元恋人の記憶を消そうとするカップルの話。 設定ヨシ。でも話はちょっと弱かったかも。 第三者視点的に語られる物語だと思ってたら、記憶いじられてる瞬間の一人称視点がガンガン盛り込まれて結構トリッピーな感じだった。 インセプションを恋愛ものにしてジムキャリーものにした感じ。
マリッジ・ストーリー 136 2020-02-25 ★4
ある夫婦の離婚が離婚に至るまでの諍い、子供との向き合い方、権利の調整等を生々しく描いた作品。 二人の口論が一番ヒートアップするシーンは圧巻。本当に人の醜さがリアルすぎて見てられなくて、見事な演技だった。 今公開中の「ミッドサマー」がカップルで観るべきではない映画と言われているけど、こっちの方がよっぽどだと思った。(意味が違うけど…)
1917 命をかけた伝令 110 2020-02-24 ★6
第一次世界大戦中、ある伝令を伝え味方の大軍を救うために、孤独に戦場を駆け回るイギリス軍兵士の話。 戦場の生々しさ、いつ何が起こるかわからない緊張感…映画鑑賞というより、体験型アトラクションのような時間だった。 売り文句になっている全編ワンカット(ワンカット風の表現)はあまりにも凄すぎて、途中から「どうやって撮っているんだろう」と考えるのはやめた。 話の筋よりも、とにかくそういう部分に魅せられる作品。映画館で観る映画。
ミッドサマー 147 2020-02-24 ★3
フィンランドの田舎のコミュニティで密かに受け継がれているカルト宗教に、見学に来たアメリカの大学生グループが巻き込まれる話。 直前の前日に「へレディタリー」を予習し、これがかなりツボだった為、期待に胸を膨らませて鑑賞したが少し肩透かしだった。 多分そういう感じなんだろうな、と予想がつく展開ばかりが続き、へレディタリーが大きく超えてきた「自分が想像する一般的なホラーの枠」を超えてこなかった。 あんなヤバい人たちとの約束守らなかったり、俺はもう嫌だ!帰る!とかやったらまあそういう結果になるだろうなと。 恐怖のあまり従順に従うようにしたのにそれでもなお酷い目に遭わされるとか、もう少しそういう本当に嫌なことをしてほしかった。
エグザム 101 2020-02-21 ★3
8人の候補者が互いを探り合いながら密室で白紙の採用試験に挑む、謎解きゲーム系サスペンス。 設定だけ聞けば面白いんだけど、ストーリーもトリックも何もかも全くそそられないまま終わってしまった。残念。
ドライヴ 100 2020-02-17 ★8
自動車整備士からカースタントマン、ひいては“逃し屋”まで…車一筋に生きる寡黙な男。隣人の人妻に抱いた淡い恋心が、彼を大きな事件へと導いていく。 素晴らしい。キャリーマリガン可愛すぎる… 掴みから幕引きまで好きな雰囲気の作品だった。とくに曲が良い。 自分のハイライトは「Oh My Love」という曲がかかるシーン。 覚悟を決めて行動を起こすシーンの美しさよ。 新旧和洋問わず、何か大きな決意(破滅に向かう決意であれば尚更)をした主人公をメロウな曲が祝福するように包むという構図は、無条件で胸が熱くなってしまう。「ジョーカー」のバスルームシーンしかり。 僕の心の中の宝箱に入った一作。
寝ても覚めても 119 2020-02-17 ★6
過去に大恋愛をした男は、突然失踪してしまった。失意拭いきれぬ女の前に、男と瓜二つの、別人と名乗る男が現れる。 上手くあらすじを伝えるのが難しい。 あまり内容を知らずに観た方がいいと思う。 全体を纏う空気感、色合いがとても心地よい邦画。猫飼いたくなる。 本筋には基本的に感情移入できないけど、それも狙いなんだろうなとも。
処刑人 110 2020-02-06 ★6
敬虔なキリスト教信者である双子の男が、ある日「悪人を殺せ」という啓示を受けて次々とマフィアを殺害していく。 あらすじから善悪を問うシリアスなクライムサスペンスを想像していたが、ドタバタ・コメディ・バディ・アクションという感じだった。 キャッチーなストーリーで飽きが来ないし、主演2人のカッコよさやアクションシーンをライトに堪能できるので、スカッと元気を出したい時にオススメ。
エスター 123 2020-02-04 ★6
ある若い夫婦は、3人目の子供を死産してしまった悲しみから孤児を養子として迎え入れることを決意する。夫婦に選ばれた聡明な9歳の少女。しかしその本性は… 構成、スリル、演出、演技力、どれもハイレベルで、最初から最後までダレずに観られる(苦手な人じゃなければ) 非常に面白かったが、人には勧めにくい。 「ホラーは駄目だけどサイコスリラーならいける」という人は、ぜひ。 あとネタバレは致命傷になりうるので、あまり調べぬよう…。
12モンキーズ 130 2020-02-03 ★6
2035年。人類の99%を死滅させた1996年のパンデミックの原因を探りに、囚人の男がタイムマシンで当時に派遣され、真相を探る話。 一見ありがちなSFプロットだし、事実としてSF要素については独特のチープさが否めないのだが… それを差し置いても秀逸な脚本であるし、また、映像・音楽・キャストなど全ての要素が「90年代の良さ」に満ち満ちた秀作だった。 90年代の映画が好きな人や、よく話が練られたSFサスペンスが好きな人はぜひ!なるべく事前情報は仕入れないことをオススメしたい。
リチャード・ジュエル 129 2020-02-01 ★6
爆弾テロから人々を守ろうと懸命に非難を促した警備員の男が、FBI、そしてアメリカ全国民から犯人として疑われてしまったという実話。 いかにもイーストウッドらしい、精神が疲弊する重たい映画だった。 「善悪を問う」という彼の作品によくみられるテーマは、このフィルムでも色濃く表現されている。 冤罪は、誰のせいで起こってしまったのか。悪いのは誰で、正しいのは誰か。
天使のくれた時間 125 2020-01-31 ★7
ウォール街でバリバリの社長として日々カネを操る男。彼は13年前に究極の選択を迫られ、恋人を捨て出世を選んだ末に今の成功を勝ち取った。しかしある朝目覚めると彼は、“あの時”に出世より恋人を選び、田舎で平凡だが幸せな家庭を築いている「自分」になっていた。 ハートウォーミングなドラマ。 「平凡だが、煌めいていてかけがえがないもの」とは、まさにこの映画にぴったりと当てはまる評価ではなかろうか。 ビリビリと痺れるような刺激はないが、大事にしたくなるような、そんな映画だった。 例によってニコラス・ケイジの名演には惚れ惚れしてしまう。なんて豊かに喜怒哀楽を表現出来る人なんだ…。
バベル 143 2020-01-30 ★4
モロッコ・アメリカ・メキシコ・日本…それぞれの国で生きる人々のそれぞれの一日と、その人達が裏で交差している事件を描いた群像劇。「21g」と同じ監督の作品。 各国の役者とも素晴らしい演技と表情でそれぞれの苦悩を表現している。 タイトルの意味が暗にメッセージとして込められている系映画なのだが、正直それ以前に表で描かれている本筋のストーリー自体があまり記憶に残らない感じだったので、後で反芻したくなるような映画ではないかも。
セレニティー:平穏の海 106 2020-01-29 ★7
南の島で漁師として過ごす男。ある日元妻が尋ねて来て、「現夫のDVが酷く苦しんでいるので、殺してほしい」と懇願してくる。渋っていたものの依頼を受けることにした男に待ち受けていたのは… 「おっ、インターステラーのキャストだ」と思ったらインターステラーだった。 何を言っているのかわからないと思うけど、多くを語るわけにはいかないので、とりあえずこれ以上の情報無しで観てほしい一作。 かなり好き。
イレイザーヘッド 89 2020-01-27 ★3
説明不可能。 比喩でもなんでもなく、ただの悪夢だった。 意味不明で脈絡のないストーリーもさることながら、「うわ、嫌だ…」って感じるような音や映像が絶妙にループされる感じ、その質感がまぎれもなく悪夢そのもの。 要約することも考察することもままならないが、ひとつ間違いなく言えることは、憂鬱な月曜日の通勤時間のお供に何故かこの映画をチョイスしてしまった僕は、この世で最も愚かな人間の一人であるということだ。
ドラゴン・タトゥーの女 158 2020-01-26 ★6
罠にかけられ地位を失ったジャーナリストの男と、社会不適合な天才ハッカーの女。とある奇妙な一族の、謎に包まれた事件の真相を求めてふたりが協力していく。 フィンチャー監督特有の暗くじっとりした質感を纏った、サスペンスの大作。 いろんな要素がギッシリでめちゃくちゃ見ごたえがある。 人物相関が複雑すぎるのでやや混乱しながら観ていたが、結論、細かい部分は頭に入れなくてもokだった。
バニー・レークは行方不明 107 2020-01-26 ★7
ある母子の4歳の娘バニーが突然姿を消してしまう。母親は狼狽し、あらゆる人を巻き込み行方を追うが、誰1人バニーの姿を見た者はおらず… ネタバレ厳禁系のサスペンス。とにかく見るべし。 こんな昔からこういうのあったんだ…と謎の感動を覚えた。 テーマ曲が大変素晴らしく、めちゃくちゃ耳に残る。パブでかかってるゾンビーズも良いし、オープニングシークエンスはじめ、映像もセンスがいい。 ストーリーは勿論、芸術点も非常に高い作品。
パラサイト 半地下の家族 132 2020-01-26 ★6
超貧乏一家が超金持ちの家庭の使用人になりすまして寄生する話。 コメディ調とシリアスの温度調整が巧みで、非常にエンターテインメント性に富んだ作品。 一方、強烈な社会風刺が目的であれば、もう少し喜劇的な成分を減らして生々しいリアリティに徹して欲しいとも感じた。
A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー 92 2020-01-23 ★6
ある幸せな夫婦の夫が事故で死んでしまう。幽霊になった夫は妻の近くで彷徨い続けるが、気づいてもらえる訳でもなく、時は過ぎ… 静かで、感覚的な映画。映画全体がMVのようだった。(ミュージシャンだった夫が生前に遺した曲が良くて印象的だった) ストーリーを深く考えて観るタイプの映画ではないなと思いつつも、考察したくもなり、ただ深過ぎて結局頭がショートしそうになる。 来世、パラレルワールド、仏教における魂の概念、5次元… いろいろなオカルト・哲学・SFなテーマまで想いを馳せてしまうし、考えすぎとも思う。 何はともあれ、こういうワクワクしたモヤモヤが残るのはいい映画ってことだな。
バニラ・スカイ 137 2020-01-16 ★8
何不自由なく人生を謳歌する若き成功者の男は、遊びで付き合っていた女の無理心中に巻き込まれ、見るに堪えない姿に。 こんなのはおかしい、こんなのは現実じゃない、そんな心の叫びに呼応するように、彼の人生はおかしな展開へ向かっていく。 息を呑むほどのペネロペ・クルスの美貌と、トリッピーな精神世界がセットで愉しめる贅沢すぎるSF。 大部分がネタバレになってしまうため多くを語ることはできないが、とにかくめちゃくちゃ好きなタイプの映画なのでぜひ人に勧めたい。 劇中の選曲センスもいちいち良い。めちゃくちゃ趣味いいなーと思いつつ、少々詰め込みすぎでは?とも思った。笑
アイデンティティー 90 2020-01-11 ★6
大雨により身動きが取れなくなった、事故に遭った…など、それぞれの事情でとあるモーテルに駆け込む11 名の男女。 しかし、何者かに1人ずつ殺害されていってしまう。狼狽する男女、生き残りが僅かになった後半、その衝撃の真相が明らかに… この映画も、これ以上の情報は厳禁!トリックを楽しむ系。 面白い脚本だなあと思う一方、結末は好き嫌いが分かれそうだなとも。 ※以下余談 とある中心人物の「眼球」の演技が凄くて、よくあんな動きできるなあ…と思ってその役者について調べたら、演技ではなく眼球振盪という病気らしかった。 病気は気の毒だが、自らの持病までも役のスパイスとして使う役者魂に天晴れ。
キャロル 118 2020-01-09 ★4
人妻と少女の禁断の恋を美しく静かに描いたドラマ。 主演2人の美貌はもちろん、背景、街並み、色合い、とにかく全編通して写真のような美しさに溢れていた。 が、それ以外は…ストーリーもあまりハマれず、全体を通して強く印象に残るものはなかったかな…
TIME/タイム 109 2020-01-08 ★5
人類は皆25歳から身体的に歳をとらなくなり、そこからは個々人の時間(=寿命)を通貨として暮らす、という世界の話。 貧困層は毎日あと1日しか寿命が無いし、富裕層は何万年も寿命がある、みたいな感じで。 こういう思考実験的SF設定は本当にヨダレが出るくらい大好物なので、オープニングから大興奮していたのだけど、設定だけが輝きつつけていて、本筋のストーリーは…まあ…うーん…という感じ… ポスターイメージの絶妙なチープさがそのまま反映されたような王道アクションものだった。 思考実験もののSFでは「トゥモロー・ワールド」が非常に好きなので、話としてもあのくらい壮大にしてほしかったなあ。
プレステージ 130 2020-01-08 ★7
中世の英国、因縁の奇術師2人は互いの憎しみがどんどんエスカレートし、命がけの化かし合いへと発展していく。 事前情報はこのくらいの粒度に留めて、とにかく観るべし一作。 上記のあらすじ・設定に全く興味が持てなくてもぜひ。 中世モノとかが苦手な僕もあらすじだけ見て興味が持てずにずっと積んでいたが、もっと早く観ればよかった…と思った。 想像の斜め上をいく、シンプルに「あー面白かった!」と思える作品。 まさに一つの奇術ショーを観に行ったかのような、そんな映画だった。
ウインド・リバー 111 2020-01-06 ★6
不毛で過酷なウインドリバーという土地で、一人の少女の無惨な遺体が見つかる。 この事件の真相を巡り、ネイティブアメリカン居留地(要は白人に追いやられて住んでる土地)にまつわるアメリカの闇を描いた作品。 全体として重い話ではあるものの、映画としての起承転結や見せ方は巧みで飽きさせないし、なにより観終わった後にネイティブアメリカンの歴史についてしばらく調べちゃうくらい、考えさせられてしまう秀作。 暴行のシーンはかなり胸糞なので注意。
アリー スター誕生 136 2019-12-31 ★7
世界的な大スターに才能を見出された女性が大スターになる話。 ミュージシャンのサクセスストーリー系の中ではかなり好き。 歌手としての才能が爆発するシーンもしっかり描かれているし、主演2人の演技力も最高。 レディーガガって服ヤバいだけの人じゃないんだな…
東京ゴッドファーザーズ 90 2019-12-31 ★4
捨て子の母親を見つけるべく、個性的なホームレス3人がクリスマスの東京を駆け回る話。 今敏ワールドは楽しめた気がするけど、「パーフェクトブルー」ほどのパンチのある面白さはなかったかな…
レディ・プレイヤー1 140 2019-12-21 ★8
2045年の近未来、思ったことが全て具現化できる究極のVR世界に誰もが熱中していた。その世界の創設者が遺した財宝をめぐり、個人も企業もみんなが競い合う話。 近いようで遠い、夢想してワクワクしてしまうような、すこし不思議な未来。 子供の頃に「A.I.」や「マイノリティ・リポート」を観たときに感じたそういう気持ちが、この歳になっても呼び起こされるとは。 スピルバーグのなかにある、本当に一貫したもの、僕たちに見せようとしてくれているものを、改めて感じたような気がした。
クラッシュ 112 2019-12-19 ★3
ある交通事故で繋がるロサンゼルスの様々な人々の交差を描いた人種問題系の社会派映画。 アカデミー作品賞の映画で、確かによく作り込まれてるなあとは思ったけど、話自体は全く面白いと思えなかった。 端々にあるヘイト的な表現を観るのが不快とかそういう「面白くない」でなく、単純に作品として面白くない。 いかにもな深いい話オムニバス・ご都合パッチワークという印象しか受けず、退屈だった。
ミスティック・リバー 138 2019-12-18 ★7
幼少時のある悲劇をきっかけに疎遠になった幼馴染の3人。うち1人の娘が殺害されるという事件が起こり、不思議な形で3人がまた繋がってゆく。 非常にイーストウッド監督らしい、人の命や悪という概念について問う、とんでもなく生々しく重々しい映画。 観た後、精神的な疲労でしばらく絶句してしまった。 ショーンペンが警官に揉まれながら怒号をあげるシーン、アカデミー主演男優賞受賞の理由はあの1シーンだけで十分だろうと思えるほどの気迫であった。 必見。
スリーパーズ 147 2019-12-16 ★6
少年院で看守に虐待された4人の少年たちが、立派な大人になってからリベンジする話。 名だたるアクターたちの名演、秀逸なプロットと展開の魅せ方、固い絆で結ばれた友情の描写も美しく、映画としては間違いなく面白い!(が、そもそも少年院に入れられるきっかけになった少年たちの行為が最悪すぎて、感情移入はできない) ダスティンホフマンのキャラが特に好き。無能に見せかけて実は有能というキャラには普遍的な良さがあるし、彼の演技がまたそれを光らせる。
ナイロビの蜂 128 2019-12-04 ★4
駐在先のケニアにて、何者かに妻を殺された外交官の男がその真相を追及する話。 非常に良く出来た話で、原作が大ヒットしたのも頷けるが、映画としてはイマイチだった。 よくわからない登場人物の名前が飛び交うし、手に汗を握ったり感情移入したりすることの助けになるような描写があまりなく、なかなか没入できなかった。 奇しくも直近観た「ゴーン・ガール」と同じような話の入り方をするが、魅せ方に大きな差を感じたなあ。
ゴーン・ガール 149 2019-12-03 ★8
ある日忽然と姿を消した妻。事件を匂わせる痕跡から、真実の糸をたぐる。 なんて映画だ! きっかり2時間半、1秒たりとも目を離せない大傑作サスペンス。 食い入るように観てしまうような面白い映画はないかと訊かれたら、間違いなくこれもオススメの1本に入るだろう。 決して単純な話ではないために、一歩間違えれば「何回も観ないとわからない」系作品になってしまいそうなものだが…いやらしい難解さは一切なく、非常にわかりやすく観客の頭の中を整理しながらリードし、極めて完成度の高いプロットを楽しませてくれる。 中身には一切触れない。とにかく観て欲しい。 僕が思う素晴らしい映画体験とはかくの如し。
ダージリン急行 91 2019-12-01 ★4
犬猿の仲だった3兄弟が、インドを巡る列車の旅をともにするロードムービー。 ほんわかドタバタコメディ調で、ゆるく観られる映画。 …正直自分にとっては面白くもなく、面白くなくもない、という非常に感想が書きづらい作品だった。
映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ 65 2019-12-01 ★4
日々「すみっこ」で暮らすファンシーで可愛いキャラクターたちが名作絵本の世界に迷い込む冒険譚。 並々ならぬ世評にまんまと踊らされ、子供たちで溢れる映画館に映画好きな大の男4人で観に行った。 …確かにしっかりと深みもあるいい話ではあったが、 頭でっかちな大人が想像以上の衝撃を期待して観に行くようなものではなかったと思う。笑
魂のゆくえ 113 2019-12-01 ★6
小さな教会で牧師を務める男。暗い過去をもつ彼は、ある信者との関わりのなかで世の不条理に対しての絶望を怒りに変えていく。 ほぼBGMが無いことが特徴的。 それゆえに前半はなかなか掴みきれない印象が強かったが、後半は一転してその静かさと展開のコントラストが強くなり引き込まれる。 これくらいしか、言えることがない。 映画におけるキリスト教的表現について。 スパイス程度に採り入れられるものについては、漠然とした無邪気な「未知への憧れ」として好きなのだが… この映画のように土台ごとキリスト教一本だと、中身を考察するための教養を持ち合わせていないので大変にもどかしい。
裏窓 113 2019-11-29 ★6
骨折のため自宅療養していたカメラマンの男は、退屈すぎて窓から隣のアパートを観察していたところ、殺人事件に気付いてしまう。 サスペンスの面白さ:映像の芸術性の比率で言うと、1:9くらいアートに振り切ってると感じた。 映像の印象深さに釘付けになる。特に最後とか畳み掛けすぎ!トリップしちゃうかと思ったよ… グレイスケリー出演作を初めて観たが、めっちゃくちゃ綺麗な人だな… ※余談 隣のアパートの、ちょっとセット感を隠し切れてない感じや人々の様子が、なんか初代プレステ時代のゲームを思い出させてノスタルジー
アイリッシュマン 209 2019-11-27 ★6
裏社会と密接な関係にあったアメリカのトラック組合の男たちの生涯を描いた、実話ベースの物語。 スーパースターの監督・俳優たちの集大成ともいえる重厚な映画。過去彼らが描き、演じてきた数々の作品のキャラクターたちが重なり、なんとも表現しがたい気持ちになる。 雄々しく華々しく生き、ときに散り、スクリーンの前の僕たちを魅了してきたあのワルたちの世界。映画では描かれない、その先のリアルな終着点を垣間見たような、そんな気持ち。 これをリアルタイムに観られたのは幸せな事だ。
華麗なるギャツビー 141 2019-11-25 ★5
1920年代の古き良きアメリカ。時代の波に乗り成金となった男が、若く貧しかった頃の恋を取り戻そうとする話。 常に大汗をかいている男女の痴情がもつれにもつれ倒していくドラマ。 最初から最後まで通した全体の物語はグッとくるものの、後半までの展開がやや退屈だった。 ディカプリオ版はその部分を現代の映像美で補ってくれているということなので、ぜひそちらも観たいと思う。 ※2019年200本目
L.A.コンフィデンシャル 138 2019-11-21 ★7
人々の希望と暗部が渦巻く混沌とした50年代のLA。 ある事件をきっかけに、毛色の異なる数名の市警たちが共通の敵を追い始める。 とても一言のあらすじでは表現できない…秀逸なクライムサスペンスの大作がギッチギチに濃縮された138分間。 「ながら見」は厳禁。脚本といい、出演陣といい、文句のつけようがないエンターテインメントだった。 老若男女問わずオススメ!とまでは言えないが、この手のサスペンスのマスターピースと言っても過言ではない作品だと思う。
アメリカン・ヒストリーX 120 2019-11-18 ★5
過激なネオナチの兄は、ある日黒人強盗を銃殺して刑務所に。出所後、兄を崇拝し同様にネオナチとして育った弟と再開するが… 正直、この手のアメリカのレイシズムの歴史がベースに置かれた作品を、教養という距離よりも近くで見つめるのはなかなか難しいなと、改めて感じた。 鬱々とした顛末の中で、ときたま砂金のように微かに輝く友情や愛情のコントラストが美しい。 エドワードノートンの表情の豊かさには驚くばかり。
gifted/ギフテッド 101 2019-11-17 ★7
天才として生まれた7歳の女の子メアリーがどう育つべきかというテーマを巡り、幸せな生き方について考える作品。 「ワンダー」や「マイ・インターン」のような、家族で観たくなる感じの、しっかりと良いヒューマンドラマだった。 基本的にはハートウォーミングな話という捉え方でまず間違いないが、物語を反芻すればするほど、考えさせられる映画だな、とも。 一番グッときたのは「猫3匹」のシーンかな。
ワイルドシングス 108 2019-11-15 ★6
高校教師が女子生徒をレイプしたとする訴訟を発端に、様々な人間が交差していくサスペンス。 学園ラブコメみたいな軽快なノリで始まるので「あれ?」と思ってたらあれよあれよとサスペンスになっていく。 これ以上の一切の情報無しで観ることをオススメしたい。 オープニングシークエンスが映像も音楽も良い。MVみたい。
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 85 2019-11-14 ★7
自我とは、魂とは何か。 意識をインターネットに置き、肉体を義体に置き換えられるようになった近未来における、人間とアンドロイドの境を問う哲学的SF。 マトリックスは言わずもがな、数多のSF作品へ多大な影響を与えていることが1シーン1シーンから強烈に感じられる。 このプロットを1990年台初頭に発想しているというのだから驚きだ。 台詞の一語一句が含蓄に満ちており、心に残る。 「自分が自分であるためには驚くほど多くのものが必要なのよ」 「コンピュータの普及が記憶の外部化を可能にしたとき、あなたたちはその意味をもっと真剣に考えるべきだった」 教養のつもりで観たが、想像を遥かに超える素晴らしい作品だった。
第三の男 105 2019-11-13 ★6
舞台は大戦後の不安定なウィーン。旧知の友人を頼ってアメリカから訪れた男は、友人が到着前日に事故死したと知り、その謎に迫る。 エビスビールのCMと恵比寿駅ホームでお馴染みのあの曲がテーマ曲の、秀逸なサスペンス映画。 内容は極めてシリアスなのに、曲のせいかどこかホンワカした雰囲気が終始漂っていて、それもまた良い。 クライマックスシーンの臨場感・緊迫感たるや! CG等のテクノロジーがない時代に、光と影の使い方、カットのテンポ、人の表情の撮り方、そういうテクニックだけであそこまで手に汗握るシーンを撮れるとは…
トーク・レディオ 110 2019-11-12 ★5
卓越したトーク力と毒舌でカルトな人気がある地方ラジオ番組パーソナリティのバリーの話。 一番の見どころはそのトークスキル。 顔の見えない悪質なリスナーたちを捲し立てる悪ノリ全開の高速ブラックジョーク話術は痛快で、聴き惚れるばかり。 1988年の映画だが、現代ネットの匿名と炎上の闇にも通ずるテーマを感じた。
PERFECT BLUE パーフェクト ブルー 81 2019-11-06 ★7
芸能界での成功を目指してアイドルから女優への転身を決意した主人公のミマ。 しかし、アイドル時代のストーカーやアイドルだった自分の幻影に悩まされ始める… これは凄い。やられた。事前情報皆無で臨んで大正解。 一見よくありそうな脚本とも思えるが、90年代の日本の文化と空気感と絶妙にマッチしていて素晴らしい。そして音楽も素晴らしい。 サスペンスが好きなら、アニメを観ない人にもぜひ観てほしいと思った。
ザ・ファブル 123 2019-11-06 ★5
無敵の天才殺し屋ファブルが1年間一般人としての生活を試みるも、やっぱり平穏には過ごせないというほのぼの系バイオレンス。 漫画の映画化で良い思いをしたことはあまりなかったのだけど、これは良かった! 期待を超えるというほどではないが、岡田准一がいい感じにファブルだったので満足。
ライオン・キング 119 2019-11-06 ★6
超実写版ライオンキング。 シンプルに、とにかく映像凄すぎ。動物の質感がもう…現時点で一番「CG凄いで賞」な映画なのでは…? 原作は幼少時に観たか観てないか、記憶には無かったのでストーリーも含め新鮮に観られた。 野暮なことかもしれないが、シンバが弱肉強食の世界を忌避・逃避したかと思えば、やっぱcircle of lifeだよねと締めていて、周りに振り回されてばかりだったので、王としての確固たる哲学を持ってほしい。 あと、教育的な作品として、なにも捕食シーンを描けとまでは言わないが、従えてる草食動物たちの命の上に王がいるということをもう少ししっかり表現しても良いのではと思った。
ロケットマン 121 2019-11-06 ★5
エルトン・ジョンの伝記映画。 正直エルトン・ジョンについての知識が薄く、「へーーこんな人でこんな人生を送ってきたのか…」という感情以上の強いものは得られなかった。 とはいえ、どんな映画でも人の才能が爆発するシーンはもれなく泣いてしまうタチなので、Your Song誕生の辺りは案の定めっちゃ泣いた。 Your Song周りのシーンが観られただけでも観て良かった。
地獄の黙示録 153 2019-11-06 ★5
ベトナム戦争中。軍を無視してカンボジアの奥地で自分の王国を築いた謎の大佐を暗殺するために主人公の大尉が冒険する話。 重厚なストーリーと構成、色濃いキャラクターたち。お腹いっぱいになる150分だが、1回観ただけで「衝撃的!」とはならなかった。 いつかまた観たくなれば、感じ方の違いを確かめてみよう。
惑星ソラリス 165 2019-11-06 ★3
訪れた人の意識の中に存在する人を具現化して遭遇させるという惑星ソラリスの話。 ジョージクルーニー主演のリメイク版とベースの設定は同じだが、ストーリーは異なる。 内容に対してちょっと長すぎるというのが正直な感想… 哲学的なテーマで悩み苦しむ登場人物たちの一切に感情移入できず、観続けるのに体力が必要だった。 メインテーマ曲が凄く良い。
イエスタデイ 112 2019-10-22 ★7
ある日突然、歴史からビートルズの存在が消えた世界。売れないミュージシャンの主人公がビートルズに代わって彼らの曲を発表していく話。 結果からいうと、ハッピーで良い映画。 僕自身ビートルズが好きだし、漫画の「僕はビートルズ」が色々イマイチだったという先入観もあるし、何故か勝手に構えていたのだが、いい具合のテキトーさがあり、細かいことを気にせずに観られる良さがあった。 こういう題材は、発表順は、とか、アルバムにはどの曲を、とか、思考実験的な要素にハマっていっちゃうとどんどんつまらなくなってしまうだろうから、そういう部分を目立たせずに、メインディッシュにはラブストーリーを置き、全体的にコメディのスパイスを振りかけるという巧妙な料理法に拍手したい。 そんなこんなを全部踏まえたうえで、観終わったあとにビールでも飲みながら「レディオヘッドも絶対居ないでしょ」とか「タバコはやり過ぎでしょ」とかグダグダと語り合いたいたくなる映画。
ジョン・ウィック:パラベラム 130 2019-10-22 ★4
うっ、う〜ん… アクションを楽しむ映画としては大変素晴らしい、が、それ以外の要素が霞みすぎてる。チャプター2以上に… 変な日本(人)もちょっとなあ。 これ以降もまだまだ続きそうな予感たっぷりだが、自分はここまでで十分かな。 やはり一作目が至高。
プリズナーズ 153 2019-10-17 ★7
小さな女の子2人が誘拐される。取り乱す父親と冷静に捜査する刑事が衝突しながらも、真相に近づいていく話。 最後まで目が離せず、ドキドキハラハラと楽しめる観ごたえのあるサスペンス。どこか「セブン」を彷彿とさせた。 流石はドゥニヴィルヌーヴ監督作品…タイトルと内容が全然違う!と思っていたら、意味は後からジワジワとわかる系だった。 宗教的な示唆が盛り沢山。しかし個人的には、隠れているキリスト教的な主題よりも、純粋に善悪を問う映画として解釈したい。だってそうじゃなきゃ、彼が可哀想すぎるよ…。
未知との遭遇 135 2019-10-16 ★6
ある日突然地球を訪れたUFO。科学者たちと、宇宙人の干渉をうけた数人の人々の話がそれぞれコンタクトを試みる話。 不朽の名作として語り継がれている理由を実感。表層的な手段にこそ時代を感じれど、奥底に垣間見えるテーマや意志にはいささかの古めかしさも感じない。 未知なる知性との邂逅。 人類が本当に「遭遇」するまでは、不滅のテーマとしてこの先もずっと描かれていくのだろう。 そしてこの作品は、いつまでもその先駆的存在であり続けるのだ。
ボディガード 135 2019-10-14 ★4
線は細いが凄腕で仕事へのプライドが高いボディガードが、クライアントの歌姫と禁断の恋に落ちる話。 アクションに寄りすぎず、ねっとりもし過ぎず、ムーディーで良いドラマだった。 言語化して考え込むよりも、ただ感じて余韻を味える映画だったと思う。 それは素晴らしい事でもあるし、やや印象が薄いということでもあるのかもしれない。
アド・アストラ 124 2019-10-10 ★3
30年前に遥か海王星で消息を絶った父を探しに、同じ宇宙飛行士である息子が旅立つ話。 もわん、としたSF。 作品の主題や、登場人物の心の内があまり伝わってこない映画。 リアルさを追求するのか、多少の荒々しさは無視してもなにか鮮烈なメッセージを伝えてくるのか、そういう突出した芯のようなものが欲しかった。
ソーシャル・ネットワーク 120 2019-10-08 ★5
Facebook創設者マーク・ザッカーバーグがオタク大学生から億万長者になるまでの話。 ちょっとイメージと違った。 もっとこう、「群集心理をハックする」みたいな頭脳戦がたっぷり描かれるのかと思いきや、ドロドロしたカネの妬み嫉みばかりが描かれていて、あ、焦点あてるのそこなんだ〜…と勝手に残念な思いをした。
エレファント 81 2019-10-07 ★4
実際にアメリカの高校で起きた銃乱射事件を描いた作品。 仰々しいドラマは一切無く、ただただ平凡な日常が静かに血塗られるという構成。 現実がいかに凄惨なものであったかを印象付けるという意味ではこの上ないアート作品なのだろうが、映画として記憶に残るかと言われると首を傾げてしまう。
キング・オブ・コメディ 109 2019-10-04 ★6
コメディアンに憧れつづけてきた子ども部屋おじさんが、何とかしてデビューしようととんでもない行動をとる話。 ロバートデニーロという男が秘める狂気。圧巻、の一言。 そのネジの外れたキャラクターは「ファニーゲーム」などの理不尽系サイコサスペンスを彷彿とさせるほど。コメディの映画なのに… 漫談のシーン。 そこまでの経緯、作品全体を通した異常性によって、釘付けになった。漫談の内容が面白いかどうかは判別がつかないし、最早どうでも良い。面白いかどうかを度外視してコメディアンの漫談に釘付けになることなんてあるだろうか… 兎にも角にも、そんな異常体験をもたらしてくれる映画。
パブリック・エネミーズ 141 2019-10-02 ★5
実在の犯罪者ジョン・デリンジャーと、それを追う警察組織(今のFBI)を描いた実話。 実話ベースのクライム映画は大抵好きだが、正直これはパッとしなかった。 後半、ジョン・デリンジャー単体が描かれるようになってからは面白かったものの、前半がゴチャゴチャしており、かついまいち盛り上がらず退屈だった。 キャスト陣は大好きなんだけどなあ…
ザ・フライ 97 2019-10-01 ★7
物体転送装置を発明した天才科学者が、酔った勢いで自身を転送する実験をしたら機械に紛れ込んたハエと融合してしまう話。 あらすじだけ聞くと「キシャー!ピキー!ウギャー!」みたいなドタバタ系UMAグロコメディみたいなものを想像してしまうが、全然そんなことはない。 D.クローネンバーグさんの映画ということでしっかりグロいし、SF描写もモンスターも時代は感じるけれども…そんなのはどうでもよくて、それ以上に心に残るものがあった。 かなり好き。エイリアンもの?に目覚めそうな予感を感じた一作。
アナザープラネット 93 2019-09-27 ★5
①飲酒運転で母子を殺してしまった、将来有望“だった”元女子大生と、遺された被害者の夫が再開する話 ②ある日突然、地球の衛星軌道上に地球と瓜二つの星が出現した世界の話 という、かなりねじれた関係にある2つの設定が並行して描かれる。 SF大好きなのでどちらかというと②の要素を期待して観たけど、そこについてのヤマはあまり無かった。 もう一つの地球について細かくは描かれないものの、描かれていないからこそ、自己を映す心の中の鏡の役割を果たしていて、内省と贖罪をテーマにした哲学的な映画なんだと思う。 興奮はしないが、ジワジワと何かを感じる。そんな作品だった。
トゥルー・クライム 127 2019-09-25 ★6
死刑判決となった男の冤罪にただ1人気づき、死刑を阻止しようと奔走する、とあるはぐれ者の記者の話。 緊張感にあふれ、見応えのある映画。 非常にわかりやすく、感情移入の対象が一貫する描き方だったので、イーストウッド監督お得意の“善悪の概念を揺るがされるような後味”はなかったようにも感じられるが… 死刑制度への批判と捉えれば、納得。 「冤罪という概念がある以上、死刑制度なんてものは決してあってはならない」というシンプルなメッセージを強く感じる作品だった。
ビフォア・サンライズ 恋人までの距離 102 2019-09-16 ★6
アメリカの美男とフランスの美女がウイーンで恋に落ちる話。 よく名前を聞くのでずっと気になっていたシリーズの第1作。 ねっとりとした非言語的な恋愛ものを想像していたが、正反対だった。ウィットに富んだ会話で自分という個性を伝えようとする若き2人の像は、この上ないくらい輝かしい恋愛をしているように映る。良いなあ〜とほっこりする。 第2作のサンセットと第3作のミッドナイトもぜひ観たい。
万引き家族 120 2019-09-14 ★6
嘘と罪で築かれたとある貧しい家族の絆を描いた作品。 時々垣間見える中流の人々と、歪さと貧しさを全て受け容れて自分たちなりの幸せな生活をおくる主人公一家との対比が妙。 本当の幸せとは何か、そこに常識は必要なのか、社会の仕組みから外れることはすべからく不幸と言い切れるか。 複雑なテーマと生々しい映像と研ぎ澄まされた演技力、別世界を垣間見える良作。
アイ・アム・マザー 115 2019-09-13 ★4
戦争により絶滅した人類を復活させるための施設での、ロボットの「母」と人間の「娘」との話。 SF的な映像美は楽しめるものの、話は弱かった。背景のストーリーを色々と匂わせてくるけど、没入できないというか…設定もやや甘く、こんなフツーな子が育つかよ!?とツッコミたくなる。 もっと、「生まれた瞬間からロボットに育てられた人間はどのような人格を形成するか」のような振り切った思考実験的テーマにしてくれたほうが楽しめたかも。
アイ・オリジンズ 106 2019-09-11 ★7
もし、RadioheadのMotion Picture Soundtrackという曲に覚えがあり、かつこの映画については何も知らない、という人が居るなら… まず始めに、この映画はあなたのために作られている映画だ。 生物の瞳について研究する博士課程の男と、スピリチュアルな魅力に包まれた女が出会い、恋に落ち、ある転機が訪れる話。 やや大風呂敷を広げる印象はありつつも、観終わった後の満足感に包まれる綺麗な起承転結の構成だった。(エンドロール後の一幕は蛇足感が否めないが) SF・スピリチュアル・映画としての見事さ、見ごたえのある要素3拍子が全て揃っていた作品。 こういう映画をもっと観たい。
アメリカン・スナイパー 132 2019-09-10 ★5
イラク戦争時に実在した、米軍史上最強の狙撃手についての話。 国をまもりたいという一心で志願した主人公クリスの心が蝕まれていく描写がなんともいたたまれない。 あまりにもあっけない幕引きは、イーストウッド監督作品に通ずる“善悪についてのしこり”を確かに残すものの、どうしても寂しすぎる… 実話なので、仰々しく脚色してほしくはないが…それにしても、あまりにも寂しい。 ただつまりは、そこも含めて、監督の見事な表現力だということだろう。
ノッティングヒルの恋人 123 2019-09-08 ★6
ハリウッドの大スター女優と、ただの本屋の冴えない男が恋に落ちる話。 仰々しい悲劇やら、凝り過ぎた設定やら、そういうものを挟んでこない。とにかくゴチャゴチャしてない、ストレートなラブストーリー。 主人公の男の家族友達との絆が素晴らしい。みんな少しヘンで、生きるのが下手で、暗い過去もあるけど、馬鹿言いながら前向きに支え合ってる。このフツーだけどかけがえのない輪に囲まれて生きているということが、浮世離れした人生をおくる大女優の心を射止める要素だったのだろう。
生きてこそ 126 2019-09-06 ★7
冬のアンデス山脈での航空事故。奇跡的に生き残った一部の人々の、広大な冬山の中での72日間のドラマ。実話。 食べる、生きる、ということの意味を問われる。 湧き水が流れる、青々とした森の美しさよ…自然豊かな場所に行くとリラックスするのは、「緑あふれるところでは長く生きられる」という脈々と刻まれてきた記憶からくる安心感によるものなのだろうか。 観て損なし。
ランダム 存在の確率 88 2019-09-05 ★7
彗星が接近する夜、ホームパーティをしていた男女8人。停電をきっかけに、ある超常現象に見舞われる… これは面白い! 最初から最後まで一軒の家の内外を映しているだけの映画なのに、SF・オカルト・論理パズル・サスペンス・ホラー…それら一つ一つが振り切りすぎず、バランスよく散りばめられている。 アイデアだけでここまでやれるんだなあ、とただただ感心。 ラストシーンは混乱して終わるものの…この映画に限っては、「答えを知りたい」「考察を見たい」という気持ちにはならず、「う〜ん訳わからんけど面白かった!」となった。
ゼロ・グラビティ 91 2019-09-04 ★6
シャトルは大破し、仲間は死に、身一つで宇宙空間に放り出される話。 ガチガチのSF!宇宙の神秘!というよりは、「サバイバルと人の心」という要素が強かったように感じる。 宇宙というあまりにも無慈悲な空間。誰の目にも耳にも届かない場所で、意思だけで生き残れるか…手に汗握る。 ハエの羽音で感動する映画はこの作品くらいだろう。
アーティスト 101 2019-09-03 ★6
ハリウッドのサイレント映画からトーキー映画への転換期にあたり、過去の人となりつつあるサイレント時代の俳優と、トーキーで一躍大ブレイクする若き女優の話。 この映画自体が、(ほぼ)サイレント映画。当時を描写するにあたって敢えてサイレントで撮るという粋さ。全体として非常にスタイリッシュかつハイセンス。 内容はいわゆる“ハリウッドの光と陰”を描いているわけだが、そのコントラストがまた強い。売れなくなるとそこまでどん底に堕ちるのか…という切なさも孕みつつ、所々笑わせてもくれる演出のバランスが巧妙で飽きさせない。
デビル 111 2019-09-03 ★6
裏の顔はIRAのテロリストである好青年が、武器調達のために潜伏したニューヨークにて、家族と幸せに暮らす市警の家に居候する。 暗くシリアスな題材ながらも、ところどころに散りばめられている友情・愛情の描写が美しい。 90年代の良さが詰まっているような、心地よさのある映画だった。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 159 2019-09-01 ★5
下火のハリウッド俳優と、その親友であり専属スタントマンである男の2人にまつわる日常と、とある日の事件の話。 タランティーノ監督、ディカプリオ、ブラピ、アルパチーノと、豪華すぎるキャストで久しぶり前売り券まで買って気合い入れて映画館に行った一作。 その豪華メンバーたちが開幕早々に揃うので最初から興奮。 160分ある映画。ダレる箇所はあるが、体感的に120分前後くらいだなーと思ったタイミングで「あれ、終わった!?」となったので苦痛なほどではない。 タランティーノ監督らしいバイオレンスシーンを観るためのものと割り切るのが吉。
天国と地獄 143 2019-08-31 ★7
大企業の重役の息子が誘拐され、身代金として3,000万円を要求される。 しかし、犯人は誤って重役の息子ではなく、一緒に遊んでいた重役のお抱え運転手の息子を誘拐していた。 親子愛と、出世レースと、警察と犯人の騙し合いと、貧富の差と… サスペンスとしても、人間の心の描写としても、あらゆる要素ギッシリで完成度が高い。
生きる 143 2019-08-28 ★7
役所で30年間ミイラのように無気力に働いてきた男。ある日自分が胃癌で余命僅かなことを知り、うろたえ、街をさまよっていると… 黒澤明監督作品の鑑賞2作目。この前観た「野良犬」よりもさらにグッときた。 生きる意味とは何か、いのちをどう咲かせるか、全霊をもって答えを示す男のストーリー。 クリント・イーストウッドが黒澤明から多大な影響を受けているとのことだが、この作品もイーストウッドに少なからず刺激を与えたのではないか。「許されざる者」や「グラン・トリノ」「運び屋」などに共通するメッセージのルーツをこの映画に感じる。
ジョン・ウィック:チャプター2 122 2019-08-25 ★5
前作で見事に愛犬の仇を果たした孤高の殺し屋ジョンウィック。これで今度こそ引退できると思いきや、また闇の世界に巻き込まれる。 もうすぐ3が公開というタイミングで鑑賞。 ガンフーや派手なヘッドショットは健在、というよりその点は前作よりも派手なので十二分に楽しめる。 一方で、ストーリーは引き伸ばした感が強くあまり深みはない。 前作で印象的だった、ジョンウィックの心の葛藤や悲しみと対比されて映る残酷で完璧な殺陣のシビれるコントラストがあまり感じられなかった。 (前作でシビれたのは最初のクラブのシーン。KaleidaというアーティストのThinkという曲が静かに流れるなか、黙々と警備を残酷に殺していくシーンがジョンウィックの精神を巧くを現している) ただひたすら忙しくドンパチしてたという印象…いわゆる「売れた作品の第二弾」感は否めない。
フランケンウィニー 87 2019-08-25 ★4
科学好きの少年が不慮の事故で亡くなった愛犬を雷の力で生き返らせるドタバタファンタジー。 前から原作版を観たかったが、どこのレンタルにも無いのでCGアニメリメイク版を観た。 話自体もそんなにパンチが無いし、キャラデザも全然可愛くなかったので総合的にちょっと微妙な体験。
ユージュアル・サスペクツ 105 2019-08-25 ★8
悪事で生きてきたゴロツキ5人が、誰も姿を知らない闇の大物「カイザー・ソゼ」に集められ、巨大な麻薬取引を襲撃する話。そのうち1人だけ生き残った男が、警察に事情聴取をうけて回想する形で話が進む。 クライムサスペンスの金字塔であり、ソレ系の映画の話となればいまも必ず話題に上がる作品。恐らく中学生の頃にいちど鑑賞したのだが、「カイザー・ソゼ」という単語くらいしか覚えていなかったので復習。 素晴らしいの一言。 何度でも何度でも繰り返して観たい、あまりにも美しいラスト数分。いつまでも語り継がれる理由を改めて確認した。 いわゆるコレ系の作品には何も回収せずちゃぶ台だけひっくり返すようなものもあるが、この映画はびっくりスッキリさせつつ、繰り返し観たいし考察を読み漁りたくなるという、大変良いバランスでつくられており、満足感とワクワクにあふれた余韻を残す。 また内容が抜けた頃にもう一度観たい。
すばらしき映画音楽たち 93 2019-08-22 ★9
名だたる作曲家たちがひたすら映画音楽について語るインタビュー形式のドキュメンタリー。 この手のドキュメンタリー作品で、こんなにもボロッボロ涙が止まらなかったのは初めてかもしれない。 実際の映画カットシーンを挟みながら、アーティストひとりひとりが「あの人のセンスには脱帽する」とか「このシーンの音楽は完璧だ」と互いの仕事を讃えあい、また、作曲についての自身の思い入れを語るという構成になっている。 ただでさえ美しいシーンに想いを乗せて語られると、感極まり「わかる…わかるよ…本当にありがとう…」と嗚咽をこぼしながらグシャグシャと泣いてしまう。 映画と音楽が好きな人全員に観てほしい作品。 これからも折に触れて何度も観たい。
野良犬 122 2019-08-21 ★6
戦後間もない日本。拳銃を盗まれてしまった新米刑事が、自らの銃を使って強盗殺人を繰り返す犯人を追う。 黒澤明監督作品を初めて観た。「観たいリスト」に入れていたなかで一番公開年が古いこの作品から。 なぜか“重厚難解な作品を撮る監督”というイメージを勝手に持っていたため、テンポ良く引き込まれるキャッチーさにとてもいい意味でギャップを覚え、一気に好きになった。 とにかく今観ても面白い。 公開自体も1949年ということで、当時のリアルな日本を感じられる作品でもあるわけだが、とにかく人々が生き生きと描かれている。 話し言葉や生活を囲むモノこそ違えど、いつの世も変わらぬ、大人と若者、家族の絆、職場の風景、男と女、そういう情景が白黒の映像を飛び越えて染み込んでくる。 他の作品も観たい。
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 121 2019-08-15 ★5
ディズニーデラックス無料期間につき、なんと人生初のスターウォーズ。 その後に週刊少年ジャンプで形成されたような、少年の心を掴む要素が盛り沢山だなあと率直に。ガジェット、モンスター、正義と悪。だが「スタンド・バイ・ミー」と同様に、今を生きる子供にドンピシャではないとも思う。 この歳まで観てなかっただけあって、出てくるキャラが大体見たことあってそれも面白かった。あとダースベイダーって全てを支配する宇宙の帝王みたいなイメージを勝手に持っていたので、普通に組織に従事する立場だったのが意外でキュートだった。 教養としてエピソード4だけ観られたので満足。マーベルとかと同じく、「これ以上はいいや」ボックスに入った。
バートン・フィンク 116 2019-08-13 ★6
劇作家のバートンはある日ハリウッドの映画作家として抜擢されるも、なかなか書けずに悩み続ける。そんななか、滞在先のホテルの隣の部屋に滞在する大男と知り合い… ドンヨリと進む前半、後半の突然の急展開、 そして含みだらけで幕が降りるも、なにか明確な答えや解釈は全く浮かばず… でも不思議とモヤモヤせず、むしろ満足感すら覚える。
ズートピア 109 2019-08-12 ★6
肉食動物と草食動物が共存する世界「ズートピア」にて、同種で初めて警官になったウサギの話。 動物がみんなモッフモフで可愛すぎてそれだけで見応えはあるし、話もしっかりしてて楽しめた。 子供向けだけど割とセンシティブなテーマがぎっしり。全体として伝えられているのは、差別問題か?ヌーディストまで扱ってたのには笑ってしまった。 ゴッドファーザーのもろパロディなマフィア一族が最高。 あのネズミがドンになるまでのスピンオフが観たい。
ストップ・メイキング・センス 88 2019-08-10 ★7
トーキングヘッズというバンドのライブを丸々観られる作品。 パフォーマンス、ノリ、演奏の良さ、どれをとっても衝撃的に良い。 キレッキレの単独演奏をやり遂げるpsycho killerで一気に惹きこまれ、終盤のonce in a lifetimeにいたっては涙腺が緩むほどかっこいい。 こんなライブを生で観られたら…!せめて大声で応援上映したい、そんな作品。
リトル・マーメイド 84 2019-08-08 ★6
美貌と美声をもつ人魚の末っ子娘が、人間の王子に恋をしたりタコの魔女に声を奪われたりする話。 たぶん、初見のはず… Under the Sea、勝手にテンションの高いハッピーな歌だと思ってたが、まさか人間界に行きたがる人魚を執事が必死に引き留める歌だったとは。 アニメーションに時代は感じつつも、それでも僕が生まれる前の映画なんだなあ、とつくづくディズニーの力を感じる。 セバスチャンがキュート。
レイジング・ブル 128 2019-08-08 ★6
「怒れる雄牛」と呼ばれ活躍したボクサーの半生を描いた話。 ボクシング以外の要素も色濃く、引退後の生活まで描かれており、ロバートデニーロの表情を120%味わえる作品であることはまず間違いない。 疑り深く粗暴で、基本的にロクでもない男である主人公の私生活はどんどん悪い方向に堕ちていく。 大切なものをほぼ全て失ったうえで、自らの人生について彼が最後まで悔やんでいたのは、たった1試合、あの不本意な八百長試合のことだった。僕の目にはそう映った。 そういう意味で、やはりこの映画は「どうしようもなく根っからの『闘牛』である男」を描きつづけていたのではないだろうか…
リメンバー・ミー 105 2019-08-07 ★6
一族郎党が音楽嫌いの家系のなかで音楽の才能を持ってしまった少年の話。 ディズニーデラックス無料期間中につき消化。 よく出来たファンタジーで、大変楽しめた。泣ける度はベイマックスのほうが強い。 全然本筋に関係ないが、洞窟?のシーンの水の表現に圧倒された。ピクサーの技術力たるや…
狼たちの午後 125 2019-08-07 ★4
どこか冷徹さに欠ける男2人が銀行強盗で立てこもり、警察と対峙する話。 実話ベースだから仕方ないのかもしれないが… 強盗自体は計画ガバガバでかなりユルい感じで、かといって振り切ってコメディにしてるわけでもなく、LGBTの心情が色濃く語られるでもなく、アルパチーノの迫力も味わえない。 なんだか全体を通してボンヤリした映画。
ベイマックス 102 2019-08-05 ★8
人の心身をケアするために生まれたロボットのベイマックスと、どんなロボットでも作れちゃう天才少年との話。 ディズニーデラックス無料期間を有効活用すべく何の気なしに観たが、想像の何倍も良かった。今までに観たディズニーの3D系映画で一番好き。 ワクワクするSF感もてんこもり、感動もてんこもり。 マイクロボットのプレゼンでは観衆と一緒になってスタンディングオベーションしたくなった。 クライマックスに至っては、同年公開の「インターステラー」に近いものすら感じた。 絶対自分の子供に観てほしい映画。
マザー! 121 2019-08-05 ★3
小説家とその妻が静かに暮らす家にある日奇妙な来客があり、色々おかしくなっていく話。 途中までは展開に「うわ…」と思いながらも、 「ははあ…きっと家という空間は何かの暗喩だろう。作家の作品が展開する世界観を現しているんだろうか?好意から土足で上がり込んでくる信者たち…だとしたら妻はなにに例えられるんだろう…?」 などどゴチャゴチャ考えられる余裕はあった。が、最後の方の加速度MAXのぶっ飛びに文字通りすべて破壊された。 なんじゃこりゃ!
アラジン 90 2019-07-31 ★6
今のじゃなくて、昔のを観た。 内容は言わずもがな、間違いなく楽しいディズニーエンターテインメント。 この作品とは関係無いが、普段洋画を字幕で観ているので、たまにアニメ作品を吹替で観ると声優業の偉大さを感じる。ジャファーのペットのイアーゴの声とか、凄いなあ。
ダーティハリー 103 2019-07-31 ★6
汚れ仕事ばかりまわってくる“ダーティ”ハリー刑事シリーズの第1作。 連続殺人鬼との対決を描いた作品。 イーストウッドの若い頃を初めて観たが、眼光鋭さは昔から変わらないな。 正直内容は普通、かも…。全体としてBGMが無い時間が多いんだけど、ところどころで独特なエッジの効いたBGMが入るのが印象的だった。
ナイスガイズ! 116 2019-07-26 ★6
どこか胡散臭く頼りない探偵と、腕っ節の強い冷静な男がバディとなってとある大事件に首を突っ込む話。 ジャケットに「痛快なポップ・アクション・エンターテインメント!」って書いてあるけど、まさにその通りの作品だった。 集中して観る感じではなく、深夜にビール飲みながらたまたまテレビで吹き替えで流れてるのをダラダラ観たい感じ。
複製された男 90 2019-07-24 ★6
とある大学教授の男が、観た映画に自分と瓜二つの男が出演しているのを発見し、気になりすぎて本人にコンタクトを取る話。 何の気なしに観たら、またえらいのを引いてしまった…初見だと謎で終わり、何じゃこれってなる系映画。 「マルホランド・ドライブ」で、2回連続でフルで観て結局よくわからないという悔しい思いをしたが、「そういえば前半怪しい伏線だらけだったな…流石にマルホランドドライブの二の舞にはならないだろう…」と観直す。前半15分くらいの伏線の嵐を確認するも、結局わかりそうでわからなくて断念。 果たして真相はいかに… 意味はわからないものの、どこか非言語的な凄みは感じるのでいつか再トライしたい。
デッドゾーン 103 2019-07-23 ★7
交通事故で恋人との関係と5年の歳月を失った男が、代わりに手を触れた人の過去や未来が視える超能力を授かる話。 まず設定が最高。こういうの本当に好き。 警察官のあたりのくだりまでワクワクがうなぎ登りで大興奮。 その後少し落ち着くので「あれ?」と思っていたら、クライマックスで納得。 神がかった能力の代わりに生きる意味を失ってしまった悲しい男の最期の選択、見ものです。
トゥルー・ロマンス 121 2019-07-22 ★6
一晩で熱い恋に落ちたビデオショップの男とコールガールの女が、あるきっかけでマフィアと警察の両方から逃げることになる話。 劇中何度も挟まれる少しコミカルなBGM(メインテーマ?)や、ブラピに対してあまりにも雑な配役がされているシュールさなどが相まって、シリアスなのにどこかとぼけた雰囲気。でも2人の本気の恋に魅せられる、そんな映画だった。 まさに、そう。どこか映画全体が、「周りが見えないくらいアツアツのバカップル」を観ているような、そんな感覚をもたらしていた。ハラハラしながらも、うっとりするような…非常に濃密な良作。 カップルで観るのにピッタリ。
トイ・ストーリー1 81 2019-07-21 ★5
直撃世代でありながら観たことがなかったので、この機会に1〜3を一気見した。 1995→1999→2010の映像とストーリーの変化に感心。 特に2→3は、1,2直撃世代の成長に応じて大人も子供も夢中になれるような映画にブラッシュアップされていたように感じる。 世の様々なコンテンツに対するオマージュで楽しませてくれるのと同時に、コアキャラクターが一貫しているのもとても重要。変わってほしくないもの、子供の頃の思い出を守りつつ、時代の変化を楽しませてくれる。本当にディズニーらしいエンターテインメントだなと思う。 子供の頃にリアルタイムで観ていなかったことを少し後悔しつつも、大人の目線で初見・一気見できたのも非常に贅沢な体験だった。
トイ・ストーリー2 92 2019-07-21 ★5
直撃世代でありながら観たことがなかったので、この機会に1〜3を一気見した。 1995→1999→2010の映像とストーリーの変化に感心。 特に2→3は、1,2直撃世代の成長に応じて大人も子供も夢中になれるような映画にブラッシュアップされていたように感じる。 世の様々なコンテンツに対するオマージュで楽しませてくれるのと同時に、コアキャラクターが一貫しているのもとても重要。変わってほしくないもの、子供の頃の思い出を守りつつ、時代の変化を楽しませてくれる。本当にディズニーらしいエンターテインメントだなと思う。 子供の頃にリアルタイムで観ていなかったことを少し後悔しつつも、大人の目線で初見・一気見できたのも非常に贅沢な体験だった。
トイ・ストーリー3 103 2019-07-21 ★6
直撃世代でありながら観たことがなかったので、この機会に1〜3を一気見した。 1995→1999→2010の映像とストーリーの変化に感心。 特に2→3は、1,2直撃世代の成長に応じて大人も子供も夢中になれるような映画にブラッシュアップされていたように感じる。 世の様々なコンテンツに対するオマージュで楽しませてくれるのと同時に、コアキャラクターが一貫しているのもとても重要。変わってほしくないもの、子供の頃の思い出を守りつつ、時代の変化を楽しませてくれる。本当にディズニーらしいエンターテインメントだなと思う。 子供の頃にリアルタイムで観ていなかったことを少し後悔しつつも、大人の目線で初見・一気見できたのも非常に贅沢な体験だった。
ジャンゴ 繋がれざる者 165 2019-07-12 ★7
黒人奴隷のジャンゴがドイツ人の賞金首ハンターに買われ、一緒に賞金稼ぎしたり生き別れた妻を探しにいったりする話。 大正義系、ザ・間違いない系映画。ずっと面白いから、長さを感じさせない。 戦闘シーンも容赦なくて血ブシャブシャだが別にグロくはないし、むしろタランティーノ節による爽快さが効いている。 ドクター・シュルツがもう顔もキャラも強さも全て完璧なキャラクター。 いいもの観た。人に勧めたくなる映画。
タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 88 2019-07-10 ★6
田舎男でマブダチ同士のタッカーとデイルが、山奥で大学生グループに殺人鬼と勘違いされるドタバタコメディ。 アホすぎて最高!ホラーだしだいぶグロいけど何故か終始笑える。 これはホラーとかスプラッター苦手な人でも大丈夫だとおもう。友達とビール飲みながら観るのに最適。
3時10分、決断のとき 122 2019-07-09 ★6
戦争で片脚を失った牧場主の男ダンが、捕らえられた強盗団のボスのベンの護送を買って出る話。 家族のため、お金のため。でも最期は自分の人生に意味を見出す為に闘う事を決めるダン。 「悪党のボスに良心なんて無い」と言いつつも、どこか揺らがぬ哲学・粋さが見え隠れし、人を惹きつけるベン。 対峙しながらも、心のどこかで互いの琴線にふれる2人。 非常に渋く、男臭い映画だった。 牧場主の長男が劇中にみるみる男として成長していく様も、グッとくる。
ファントム・スレッド 130 2019-07-08 ★7
王家御用達の仕立て屋を営む気難しい男と、彼が一目惚れした若きウェイトレスの女との、奇妙な愛の話。 ストーリー、映像、役者の表情、そして、音楽。映画を観るというトータルの体験がすべて折り重なって、包み込まれた。 何よりも、音楽。音楽がこの上なくどうしようもなく素晴らしい。 僕はRadioheadというバンドがとても好きだ。 オープニングシーン。身繕いをする気高い紳士と、豪邸と、女性たちと、ドレス。その光景を彩る音楽があまりにも美しすぎて、唖然とした。いてもたってもいられなくなり、サントラを調べ、それがRadioheadのジョニーグリーンウッドの仕事だとわかった時の、ああやっぱり彼は凄すぎる、なんということだ、という瞬間の気持ち。 これこそが僕にとっての理想の映画の体験だ。
ハート・ロッカー 131 2019-07-07 ★6
イラク戦争下、市街いたるところにテロリストが仕掛けた爆弾を、死と隣り合わせで処理し続ける特殊チームの話。 なんという緊張感、臨場感…どこか「アルゴ」を彷彿とした。目を覆いたくなるようなハラハラするシーンばかりだけど、釘付けになってしまう。 主人公の男は少し恐怖のネジが外れた優秀な爆弾処理兵。スーパー優秀マンがガンガン活躍してみんなの命を助けて、やったぜ!みたいなそういうのではない。全然上手くいかなくて犠牲者続出するわ、主人公のお陰で助かった周りの兵も主人公の命知らずっぷりに辟易するわ、ジトジトとしたリアルな戦場が描かれていて、本当に辛くなる。 戦争に対しての忌避感・嫌悪感を強く感じられる秀作。
グランド・ブダペスト・ホテル 100 2019-07-06 ★5
今は大富豪となった由緒あるホテルの元ベルボーイの男と、かつて彼が仕えてたコンシェルジュとの話。 メインストーリーはサスペンスながら、軽快なテンポと音楽、シンメトリーで色鮮やかな映像に彩られ、コミカルに話が進む。100分と気軽に観られる長さも良い。 家族や友達と笑いながら観るのに良い感じ。
ストレンジャー・ザン・パラダイス 90 2019-07-04 ★4
ニューヨークに越してきた従兄妹を迎える男と、その友達との…日常系…?? うーん。正直全く面白さわからない。
ロリータ 153 2019-07-03 ★5
「ロリコン」という言葉の元ネタとなる、義父と少女の恋の話。 色々と先入観を持った上で観てしまいそうな映画だが、「ねっとりとしたエロさ」みたいなものは無い。 ちょっと長い。暗く、歪んだ性癖と感覚をもっている中年男の脳内にひたすら付き合う150分だった。 キューブリックっぽさもあまり感じなかった。
ROMA ローマ 135 2019-07-02 ★5
70年代のメキシコ、ある家族と、その家に仕える使用人の話。 内容はそれなりに波乱万丈だが、割と淡々としたヒューマンドラマという印象。少し想像していたのと違った。 何もかも受け容れつづけてきた使用人の女の心が最後に少しだけ溢れるのがなんとも切ない。
ANIMA 15 2019-07-01 ★6
NETFLIX限定、トムヨークの15分MV。 かれこれ20年以上、「世界観」という言葉を体現する人でありつづけてきたピーターパン、トム・ヨーク。 彼ほど感度高く、積極果敢に新しい文脈に適応しようとするエネルギーあるミュージシャンは数少ないのではないだろうか。フライング・ロータスとフューチャリングしたりするし… 青春を共にした音楽の主が、こうやってふとした時に向こうから顔を出し続けてくれるのは大変有難い。 ※NETFLIXで「アメリカ映画、ヒューマンドラマ」ってカテゴリにされてるのがシュール。
アフターショック 90 2019-06-28 ★3
大地震が来て容赦なくガンガン人死ぬうえに秩序もなにもなくなる、北海道弁でいう「わや」なパニックムービー。 悪趣味。悪趣味のなかでも「悪趣味な悪趣味」というか、胸糞やりたいならどうせならもっとセンスフルにやって欲しい。 こういうのが苦手な人はもちろん嫌がるだろうし、こういうのが大好きな人にとってもちょっと物足りない、そんな中途半端な作品。
ボーン・コレクター 117 2019-06-27 ★6
首から上と人差し指以外が動かなくなってしまった名捜査官の男と、新米警官ながら捜査の才能がある巡査の女が組んで連続殺人事件の犯人を追う話。 大変完成度の高いエンタメ。中々ハードな描写もあるが、いたずらにグロい訳でもなく、本当によく出来たサスペンス。広くオススメできる作品。 とある本を発見するシーンは鳥肌。
ミザリー 108 2019-06-26 ★6
事故で重体になった大人気作家を、サイコな大ファンが助けて拉致監禁して自分の思い通りの作品を書かせようとする話。 どストレートなサイコサスペンス。 キチガイファン役のキャシーベイツの役作りが秀逸。劇中で様子おかしくなる前から明らかに異常者の雰囲気をプンプン漂わせていて、怖すぎる。ハンマーのシーンは最高に悪趣味。 なかなか人にはオススメし難い作品だが、一見の価値はある。 ※完全に余談だが、直近観た3本(アニーホール、現金に体を張れ、ミザリー)はどれも主演がゴッドファーザーのキャストだ。
現金に体を張れ 85 2019-06-24 ★6
普段は堅気の男たちが組み、綿密な計画を立てて競馬場から大金を盗み出す話。 僕はキューブリック映画が大好きだが、これに限ってはキューブリックが苦手な人でも存分に楽しめる映画だろう。 もちろん、映像のコントラスト、俳優の表情、時間軸の配置…キューブリック映画としての良さは、当時弱冠28歳の完璧主義者が存分に表現してくれているので、キューブリック好きも必見だ。 後半はずっと釘付けで、果たしてどのように終わるのか…とハラハラしていたが、期待を損なわない秀逸な締め方だったと思う。 84分ってのも凄い。ここまで濃厚な84分はなかなかお目にかかれない。 自信を持って人にオススメしたい映画。
アニー・ホール 93 2019-06-22 ★6
何かにつけてなんでも揶揄するコメディアンの男とシンガーの女とのひとときの恋愛の話。 とにかく主人公の男が終始、政治的・民族的・宗教的・ジェンダー的…あらゆる分野のシニカルなジョークを早口に飛ばしまくるもんだから、脳が拾いきれない。漫談として割り切って観ても、結構楽しめる。 全編を通した感想の流れは、 「この男の話、おもしろ!」 ↓ 「うーん、なんかダレてきたかも?」 ↓ 「あーこういう感じで結ぶのか。あーなるほど、あー、なるほど…(ちょっと食らう)」 こんな感じで、二転三転。 もっと軽快な、コメディなのか恋愛なのかに寄ってるものを想像していたが、意外と刺された感じ。 世界一楽しく居心地の良い男女関係は夫婦間では成立し得ない、のに、誰しもがそれを求めている。そんな感じのメッセージだろうか。
アメリカン・サイコ 102 2019-06-21 ★6
80年代のウォール街でブイブイいわせてるエリートビジネスマンかつ快楽殺人鬼の男の話。 主人公が殺人鬼なのはもちろん、周りの奴らも、そのやり取りもなんとも異様で、異世界感が味わえる作品。 ラストで急激に観衆を置いていくので「どういうことだったの!?」となるが、「マルホランド・ドライブ」のように即座にまた観たくなるほど惹きこまれはしなかった。
15時17分、パリ行き 94 2019-06-20 ★5
パリ行きの電車内で銃を乱射しようとした犯人を制圧した勇敢なアメリカ人3人のドキュメンタリー。 何が凄って、実際のその3人を出演させるという大胆なキャスティングをしているにもかかわらず、陳腐感が全くないところ。さすがはイーストウッド監督。 事件のシーンは後半のわずかな尺だけで、3人の生い立ちや事件遭遇までの経緯の描写が作品の大半を占めている。ので、密室スリルアクション!のような映画的エンタメ要素を期待して観てしまうと、肩透かしかもしれない。でもこの構成こそが、テロの脅威がいかに身近に潜んでいるか、そして3人の咄嗟の勇気がいかに素晴らしかったか、ということを際立たせているとも評価できる。
ベイビー・ドライバー 113 2019-06-19 ★7
音楽を聴いている間だけ無敵のスゴ腕ドライバーになるという、こち亀の本田みたいな青年が強盗グループの“逃し屋”をやる話。 出ました、ジ・エンターテインメント!という感じ。エンタメ映画の要素の全てがギュギュっと詰まってる。圧倒的王道感。これは人に勧められるなあ。 もう少しだけひねくれたスパイスが欲しかったのは、正直なところ。 例えばもっとエグすぎる悪役が居たら、もっともっと好きになってたかも…みんな良い人すぎ。
渚にて 135 2019-06-18 ★6
核戦争後、唯一人類が生き残ったオーストラリアで、じりじりと迫り来る放射線による滅亡を待つ人々の話。 “静かな人類滅亡”というテーマは、なんとも心にずしっと来る。 そのテーマに対し、「トゥモローワールド」はSF的・思考実験的な試みをしていたが、こちらは人々の心にスポットが当たっている。 僕は「トゥモローワールド」の方が総合的にツボだが、「渚にて」の、この時代だからこその哀愁もまた素晴らしい。 最後の終わり方もまた…
欲動 97 2019-06-16 ★4
変なタイミングで昼寝してしまい、寝られなくなり真夜中に妻と観た作品。 映画の内容自体は全く印象が残らず…関係ないことだけ印象に残ったのでメモっておきたい。 インドネシアの原住民がスピーディ声をあげる儀式?のシーンがある。その儀式の音を小さい頃に音楽の授業かテレビ番組か、何かの形で聞いたことがあり、強烈に印象に残っていたためフラッシュバックした。 調べたところすぐにインドネシアのケチャという儀式の音だと判明したのですっきり。 こういう自分の人生の何かと偶然繋がるのも映画の楽しいところだ。 ※そしてのちに、この「ケチャ」の儀式の映像は「バラカ」の1シーンであるということを知るのであった…小さい頃から変わらない自分の根っこのアンテナを感じた🙏
モブスターズ/青春の群像 121 2019-06-14 ★6
禁酒法時代に実在したマフィアの青春時代からアメリカを掌中に収めるまでを描いた話。 題材からドツボ。案の定とても面白かった。 当時のアメリカでマフィアたちの代表となる“ラッキー”ルチアーノを主人公に、その親友3人(全員超有名なマフィア)との深い絆が描かれている。あのアル・カポネがチョイ役で出てくる。 ゴッドファーザーのテーマが家族なら、こちらは友情。グッときた。 ギャング・マフィアものが好きな人は必見!
ロブスター 118 2019-06-13 ★4
大人の独身者は施設に収容されて、一定期間内にパートナーと結ばれないと動物にさせられるみたいな社会の話。 とにかく設定が独特。 むやみに設定の解説がされることもないので、半分くらいまでは「何だこれ!?訳わかんなくて超面白い!」となっていたが…後半は一気に飽きてしまってあまり集中できなかった。 設定も登場人物の人格も、終始静かな異様さを纏っている。感情移入はできないが、不思議な世界を味わいたい気分の時には良い映画だと思う。
マッチスティック・メン 116 2019-06-11 ★7
潔癖症で情緒不安定だが腕の良い詐欺師の主人公が、昔逃げられた妻の元にいる娘と再開して一緒に詐欺を試みる話。 設定がめちゃくちゃ凝っていて、登場人物もみんな個性的。ダレるタイミングがほとんど無いので存分に楽しめる。 正直展開は読めてしまうが、終わらせ方は意外。よかったよかった。 あと劇中の音楽がいちいち良くて、すぐにApple Musicでサントラダウンロードした。
許されざる者 131 2019-06-10 ★8
先立った愛する妻のために悪しき生活から足を洗ったガンマンが、もう一度だけ賞金首を狙いにいく話。 自分の中で、完璧な映画というものにはある法則がある。 一つは、オープニングで一気に惹き込まれること、また一つは、エンドロールで身動きができなくなること。 エンドロールの字幕が流れたとき、喜びでもなく、悲しみでもなく、万感の思いと、作品の見事さに対して涙が出た。 主人公が静かに酒を飲むシーン。安い言葉だけれども、あれ以上「カッコいい」シーンは、なかなかお目にかかれない。本当に観て良かった。
百円の恋 113 2019-06-08 ★5
32歳実家住みニートの女が妹と喧嘩して家を出てってバイトしたり恋したりボクシングしたりする話。 久しぶりの邦画。 主人公の冒頭のダメニート感はもちろんのこと、コンビニ同僚の変人たちや、世間知らずで粗暴な「バナナ男」もみんな、ジメジメとしたリアルさがあって良かった。 話の盛り上げ方は王道的というか、個人的にはもっと暗くジメーっとしたまま終わっても良かったが、きちんと真っ直ぐに鍛えられていく主人公の変化を観るのもまた一興。
ファーゴ 98 2019-06-07 ★7
お金に困った男が、悪党に妻を誘拐させて義父に身代金を払わせる計画から始まるカオスな話。 これは…何なんだ!? 今まで観たどれとも違う、異様な映画だった。 何となく、映画としてはコメディタッチに寄せようとしてる感があるんだけど、とにかく登場人物がみんな変。変っていうのは、映画的に作られた「変」というよりは、身の回りにいるちょっと変わった人みたいな…何とも言えないが明らかに感じる違和感。 ストーリーの本筋も大概奇想天外だが、その本筋よりも登場人物たちの「変」さが際立っていて、パラレルワールドにいるような気分になる映画だった。 特に主演の男の「変」さは目を見張るものがある。 うまく言語化できないが、凄いものを観た…気がする…。
シングルマン 101 2019-06-06 ★5
16年来の同性パートナーと死別し、生きる意味を失いかけている男の話。 役者目当てで映画を観るのは自分の主義に反するが、こればっかりは「これでもかというくらいセクシーなコリンファースを鑑賞するための映画」と評したい。 ストーリーも、全体的にパンチは弱いけど悪くない。男2人で海に飛び出すシーンには人と人の絆を感じた。
シャッター アイランド 138 2019-06-05 ★6
孤島に佇む精神病院で起きたとある事件を調査しにやってきた連邦保安官の話。 最初からじーっくりと集中して観るべき。 最後まで観て、なるほど…と唸ってしまうよく出来た作品。 2度観たくなるが、やや長いとも感じたのですぐリピートしたくなる感じでもない。
コーラス 97 2019-06-04 ★5
問題児を抱える寄宿舎にやってきた音楽教師が歌を教えることで通じて子供たちと心通わせていく話。 退屈すぎず、仰々しすぎず、ほんわかしんみりとした良い話。 アップダウンなくじわーっといい話が観たい時に最適だとおもう。 ペピノくんが可愛すぎ。
マイ・プライベート・アイダホ 105 2019-06-03 ★5
同性に身体を売って暮らす2人の青年の青春ムービー。 主演のリヴァーフェニックスとキアヌリーブスをはじめとした若く美しい俳優たちで彩られている作品だが、話の深みはイマイチ。 思いがけずレッチリのフリーが出てきてウケた。
スラムドッグ$ミリオネア 120 2019-06-02 ★6
インドのスラム育ちの青年がクイズ・ミリオネアで大金を勝ち取るまでのストーリー。 ミリオネアの1問1問と青年の壮絶な過去とが符合し、番組とともに人生ドラマが展開される。 全体として見ごたえがあったが、観終わった後に絶句するような味わいは無かった。良くも悪くも、期待通りという感じ。 胸が熱くなる系のギャング映画好きにとって、最後の兄のシーンは最高。 あと、「運命によるもの」という意味の「It is written.」という英語がかっこいい。 インド映画だが、僕が苦手なエンドロールのみんなで踊る感じのノリが展開されなくて本当によかった…
ヴィデオドローム 87 2019-05-29 ★3
マイナーなTV局の社長が謎のアングラ番組「ヴィデオドローム」の存在を知り、興味を持って近づくうちに大変な目に遭う話。 ここ数日名作続きで精神が安定してたからキワモノそうな奴に挑戦したら案の定酷い目に遭った。 また精神が不安定になったので次は名作を観よう…
マイ・インターン 121 2019-05-29 ★7
仕事も引退し妻にも先立たれた70歳のおじいちゃんが、人生への刺激を求めてバリバリ若手女性社長が経営するアパレルECベンチャーのインターンシップに参加する話。 設定が魅力的で、心温まるドラマ。全く畑違いだが、「フルハウス」を観ているかのような安心感があった。 面白いし感動するし、万人が良いと思えるであろう間違いない作品。 インターンおじいちゃん役のロバートデニーロが、「かつてバリバリ働いてたことが感じられるスマートな老紳士」役に完璧にハマっていて最高。 直前に観た「ヴィデオドローム」で不安定になった精神が一気に安定した。
フェイク 126 2019-05-27 ★7
2019年鑑賞100本目。 囮捜査でマフィアの一味となって暮らした実在のFBI捜査官の話。 ジョニーデップ演じる潜入捜査官ジョーは、アルパチーノ演じる下っ端マフィアのレフティに気に入られマフィアのファミリーに。 組織に入り込めば入り込むほど、ジョーはマフィアとFBIと自らの家庭とのしがらみのなかで苦悩する。 そんな彼の荒んだ心に、うだつが上がらないが情に厚い自分の兄貴分のレフティとの絆が染み込んでゆき… ザ・自分好みの映画どストライクで何もかもが最高。 動物番組が映るシーンでの “ハイエナは母親が守っている子供のチーターを襲います” というナレーションがまた、もう… forget about it!
オデッセイ 142 2019-05-26 ★6
トラブルにより火星に1人取り残された宇宙飛行士がサバイバルする話。 普通に考えたらめちゃくちゃ絶望的でシリアスな救出劇なのに、主人公が底抜けに明るくて、全体的にコミカルに描かれている。とても良い雰囲気の作品。 「Starman」の使い所も良い◎ きちんと一つ一つ考えて実行していけば何でもどうとでもなる、という教訓も大変素晴らしい。 現代人を勇気付けて元気にしてくれる良作だと思った。
スノーデン 135 2019-05-26 ★6
NSAが全国民の通信を監視しているということを暴露した元職員の男の話。 事実は小説よりも奇なり。 今を生きる人々は観ておいた方がよい映画。 国家も企業も、あなたの想像以上にあなたについて知っている時代だから… ネットワーク網が虹彩のように表現されるCGシーンと、手話のシーンがナイスだった。
ドリームガールズ 130 2019-05-26 ★5
60年代のデトロイトからスター街道を駆け上がったシンガートリオを描いた話。 ひたすら音楽を楽しむ130分。 「And I am telling you I’m not going」がめっちゃ良い。
キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX 95 2019-05-25 ★4
前作が思いのほか良かった(癒やされた)ので試してみたが、特に観なくても良かった。 1だけで十分。
ノーカントリー 122 2019-05-25 ★8
麻薬取引・銃撃戦の跡地にたまたま居た男が現場にあった大金を持ち逃げしたら、世にも恐ろしい殺し屋に追いかけられる話。 途中までは悪役がサイコなクライムサスペンス(そういうの大好き)と認識し楽しく鑑賞してたところ、後半のある時点から一気に置いていかれた。 全て観終わった頃には、この映画に対する「スリリングな逃走劇」という認識が、「寡黙な哲学的映画」に豹変してしまった。 表面的にも、深層的にも、“悪”が奥深く魅力的に描かれている作品。 難解で、自分のなかで拾いきれなかった部分が多くあるからまた観たいし、他の人と語り合いたくなる映画。
映画に愛をこめて アメリカの夜 117 2019-05-25 ★2
映画撮影に関わる人たちを描いた映画。 内容が全く頭に入ってこなくて集中できず、1週間くらいかけてちびちびダラダラ、やっと観終わった。 「カメラを止めるな!」を観た時も感じたことだが… 恐らく僕は、映画は好きなものの「映画撮影」については興味がないんだろう。
フェイス/オフ 138 2019-05-23 ★7
凄腕のFBI捜査官と、その最愛の息子を殺した凶悪犯のテロリストの顔が入れ替わってしまう話。 ザ・ハリウッド・エンターテインメント。鉄板な面白さ。 ちょっとSF入った設定もかなり好み。 何よりも…主演二人の演技力たるや。ただただ、見惚れてしまう。 ド派手アクションシーンの密度が凄まじく、ちょっと食傷気味になる。ラストとか「いやもう十分だよ!これ以上やんなくていいよ!」って思った。
マッドマックス 怒りのデス・ロード 120 2019-05-23 ★6
世紀末な荒野・奪い合いの世界で悪の支配から逃れようと闘うド派手アクション映画。 映画好きの人が必ずといっていいくらい話題にしているのでいつか観なければと思ってた作品、やっと観れた。 みんな超ハイテンションだし超マッチョ。映像と世界観のクオリティがとにかく凄い。 人にプッシュする感じではないかなあ。
キューティ・ブロンド 96 2019-05-21 ★7
ブロンドだからという理由だけでインテリ男に振られたギャルが、見返すために男と同じハーバードのロースクールに入学して活躍する話。 「このところ自分的に難しい作品ばかり引いてしまって精神が疲弊してる」と友達に相談したらオススメしてもらった作品。お陰で乾いた心が完全に潤った。 いや本当に、映画はバランス良く観なきゃダメだと思った… ジョークの一つ一つがいちいち面白くて笑いながら観られる。 あまりにもハジけた“入学論文”を「コッポラに撮ってもらったの」っていうところが一番ウケた。
カメラを止めるな! 96 2019-05-20 ★1
公開当時それはそれは話題になっていた作品だが、正直1ミリも理解できなかった。 途中まで「あ、なるほどこれは内容どうこうじゃなくて、恐らく劇中のどこかで『この映画は面白いという前提で周りに伝えてください』みたいな指示がなされて、観客に口コミ拡散させるみたいな現実拡張型・参加型の実験みたいなやつなのかな?」と謎解釈をして観続けるも、そんなこと起こる訳もなく、そのまま映画が終わり… こんなに世評と自分の感じ方に乖離が起こったのがショックで、僕をそんな気持ちにさせたことも含めてこの評価。 だいいちゾンビ映画自体が全く面白いと思えない。
108 2019-05-20 ★2
難しすぎて半分くらいで挫折。 画面に食らいついて集中して観るものではなさそう。夢を見ているような映画。 いつかまたチャレンジしたい。
アメリカン・アニマルズ 116 2019-05-18 ★3
大学生4人組が有名なクライム映画の手法を真似て図書館にある12億円相当の希少本を盗もうとする話。 思ってた感じと全然違った… なんかNETFLIXとかプライムビデオのドキュメンタリー観てる気分だった。 完成されたクライムムービーへのアンチテーゼなのだろうか? フィクションでいいからもっとやり遂げて欲しかった。
フィッシャー・キング 137 2019-05-18 ★5
冴えないビデオショップ店員の元人気ラジオDJと、ホームレスの元大学教授の間に生まれる友情を描いた話。 だいぶコメディ寄りで、所々ついて行けない箇所もあるものの、最終的には心温まる良い話だった。 ユルーく観るのにいい感じ。
バグダッド・カフェ 108 2019-05-16 ★4
砂漠の真ん中で夫と喧嘩別れした女がカフェ兼モーテルのバグダッド・カフェを営む一家やその常連たちと仲良くなってく話。 何となく邦画っぽい雰囲気のある洋画だった。 日常系?人間ドラマ。(設定や舞台は全然日常じゃないけど) 僕が大好きな、非日常感とか、緊迫感とか、ずっしり残る余韻とか、そういう要素は全く無かったから記憶には残らなそう。 テーマ曲の「I'm Calling You」が印象的。
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 116 2019-05-15 ★4
1971年、機密文書と報道の自由を巡って政府に立ち向かうワシントン・ポストを描いた実話。 勉強になるし名優ぞろいで見ごたえ抜群だが、残念ながら僕にとって面白い映画ではなかったかな。
レジェンド 狂気の美学 131 2019-05-14 ★6
60年代のロンドンに実在した一卵性双生児のギャング「クレイ兄弟」の話。 脚本はいたってフラットで何ともいえない感じで終わるが、主人公の一人二役のキャラクターがとても魅力的で惹き込まれる。 ギャングの栄枯盛衰系の物語が無条件に好きな自分としてはかなり良かったが、他人に勧められるほどではないかな…ということでこの点数。 メインテーマの「Legend」という曲が素晴らしく良い。
完全なる報復 108 2019-05-10 ★7
妻と娘を殺した殺人犯と、その殺人犯を司法取引で減刑した行政に対して徹底的に報復する男の話。 スリルあり騙し合いあり、最初から最後まで目が離せない。とても面白かった。 途中までは★8〜9くらいの気分だったけど、ちょっと途中からの設定がやりすぎだったのでこの評価。 なんの変哲も無い普通の男が怒りと狂気に身を委ねて10年間で仕込んだ作戦、の方が好きかな… 最初でドップリ悪に感情移入させられるから、最後まで複雑な感情が残る良作。意地悪だけど非常に映画らしいやり方だなと思った。
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 108 2019-05-09 ★5
大金を巡って、ほぼ全員悪人の男たちの利害が入り乱れるドタバタ劇。 男臭いクライムアクションかと思ってたが、コメディだった。 前半は似たような登場人物が多すぎて混乱するけど、ババ抜きの手札がどんどん減っていくかのようにピタゴラスイッチしていくので安心。 みんな大真面目に命と金を奪りあってるのに、コントのような展開でずっと笑える。 友達同士で酒飲みながら観たい映画。
ビッグ・フィッシュ 125 2019-05-08 ★5
作り話が大好きなお父さんと、その作り話を聞き飽きた息子の話。 ファンタジーにもヒューマンドラマにも振り切ってなく、人によっては心地よいだろうけど自分には少し物足りなく感じた。 若き日のお母さんが美しすぎる!
白昼の幻想 79 2019-05-08 ★2
LSDでトリップしてる男とその脳内をひたすら映し出してる作品。 Wikipediaのあらすじ欄にも「離婚寸前の男がLSDを服用しようとする。」としか書かれていないのがウケる。 あまりのぶっ飛び具合、ストーリーの中身ゼロに加えて、時代を鑑みてもチープすぎる映像ということで愛を込めて★2。 今年…いや、もしかしたら今まで観た映画の中で一番キワモノだったかも… 何気に脚本がジャックニコルソンなのがウケる。 エレクトリッグフラッグのテーマ「Peter's Trip」がめちゃくちゃ好き。
スタンド・バイ・ミー 89 2019-05-06 ★6
ヤンチャな12歳の少年4人組による夏のある日の冒険の話。 ぜひ自分の子供にも観せたいが、次の世代に、このプロットで良さが伝わるかどうかはやや心配。 この映画の真意は恐らく「親友と過ごした時間の非日常性」よりも「親友との心と心のやりとり」にあるが、「過ごす時間」の情景が世代間でギャップが大きすぎるために作品全体にチープな印象を与えてしまう可能性がありそう。(僕の世代ですらギャップがあったので…) 今日び大自然や人と人の繋がりに満ち満ちた環境はなかなか無いが、願わくば少年の心同士の繋がりの形は変わることなく、これからも愛され続けてほしい映画。
気狂いピエロ 109 2019-05-05 ★4
いやー難解。僕にはまだ早い。 率直な感想としては、「洒落た映画を垂れ流して何となく観ながら手元でエッセイ本を読んでいるような感覚」の映画だった。 出典はわからずとも、金言の数々は心に残る。 文学、絵画、ファッション、映画的技法、それらにまつわる教養が豊富であれば深みが増す映画なんだろうということは感じられるが…またいつかチャレンジしたい一作。
ターミナル 129 2019-05-03 ★7
国際線の離陸から入国までの間に革命により自国が無くなってしまい、ターミナルでの生活を余儀なくされた男の話。 ポスターのトムハンクスの顔つきから、「生き別れて…」みたいな壮大なヒューマンドラマなのかと勝手に想像していたけど、意外にもライトかつユーモアに溢れた作品で良い意味のギャップがあり大変楽しめた。 登場人物みんなめちゃくちゃいいキャラしてる。
グリーンブック 130 2019-04-30 ★7
腕っ節とノリで生きてる明るい白人を付き人として雇い、黒人天才ピアニストがツアー巡業する話。 バンコク行きの機内で鑑賞。すばらしく良かったが、楽しみ方感じ方の分かれる映画だろうなとも思う。 “黒人の被差別時代”というテーマがずっしりと影を落としている一方、2人のやり取りや会話がユーモアに溢れていてめっちゃ笑いながら観てた。 教養が深くセンシティブゆえに差別に苦悩するピアニストのシャーリーとは対照的に、「風習?常識?クソでも喰らえよ。良いものは良いに決まってんだろ!」とばかりに全力でサポートする付き人トニー。 幾度となく衝突もするけど、2人の友情は強く美しい。こういう人々の心が、まだまだ残る世の不条理をこれからも打開していくのだろう。
マシニスト 102 2019-04-28 ★4
不眠と身の回りの不可解な現象に悩む、工場勤務の男の話。 ネタバレ無しでとにかく観たほうがいい系の話ではあるけど、「ええー!?」となるようなヒネりはなかったかなあ。 テーマが何なのかいまいち。悪い事したらバチ当たるよ的な? ただ、クリスチャン・ベールの役者魂は凄まじい。 それだけでも観る価値はあるかも。
遠い空の向こうに 108 2019-04-28 ★7
アメリカの田舎も田舎、炭鉱しかない町に生まれた青年が、人類史上初の人工衛星「スプートニク」に魅せられ、ロケット工学を志す話。 後半、ずっと涙が止まらなかった。 これ書いてる今も目頭が熱い。 支えてくれた人も、嘲笑ってた人も、認めようとしない人も…全員ひっくるめて心動かされ、突き動かされる。そうさせるのは、ロケットの燃料のように爆発し、溢れ出て突き進む、希望と情熱! いつか自分の子供にも観せたいと思った作品。
ボーダーライン 121 2019-04-27 ★5
メキシコの麻薬カルテルとそれを撲滅しようとする特殊チームの話。 中南米マフィアものらしく、紙切れのように人がバンバン死んでく。 ボーダー。国境、善悪、主人公と周囲の人間の感情の隔たり、色々な点にかかる秀逸なタイトル。 命の奪い合いのなか、何が正義で何が悪かを問う映画。 ずっしりと見応えがある。
フィフス・エレメント 127 2019-04-26 ★4
秘宝を集めて悪いやつらから宇宙を守るぜ!みたいな話。 ゆるく観る90年代感満載のおバカ映画って感じ。
エンド・オブ・ホワイトハウス 120 2019-04-25 ★5
テロリストに占拠されたホワイトハウスを辛い過去とともに一線を退いたSS一人で奪還しにいく話。 軍事とか兵器に詳しい人は逆に楽しめないのかも…っていう荒々しさはあったものの、大満足のザ・アクションムービーだった。 USA!USA!って喝采したくなる。
スペース カウボーイ 130 2019-04-23 ★5
人類で初めて宇宙に行くという夢を叶えられなかった精鋭チームのお爺ちゃんたちが宇宙飛行に再挑戦する話。 もっとエモーショナルになってもおかしくない脚本だったけど、割と淡々としていた気がする。 そういう意味では気軽に見られる作品。
マルホランド・ドライブ 146 2019-04-21 ★5
これから観る人に一つだけ伝えることがあるとすれば、「話を理解したければ、あらゆる細かい要素までメモを取りながら観たほうが良い」ということだろう。 コンセプトも何も知らず、事前に何も調べずに観てしまって連続で2回観る羽目になった。 2回目はガッツリメモを取りながら観たが、結局こういうことかな?と仮説しか組み立てられなくて、モヤモヤ。2回連続で観てもスッキリできないとはたまげた。 解釈別れる系なのか明確な答えがあるのかも判断がついてないが、3回目に挑む体力は残ってないので、人のレビューや考察を見ようと思う… 赤くて長い棒を持ったひととか、ダイアンの家に生えてる木が顔に見えるのとか、意味がないであろうところにも不気味さがあった。 幼少時に観たら難解さも相まってトラウマになりそう。
奇蹟がくれた数式 108 2019-04-20 ★5
天才数学者ラマヌジャンの伝記。 もともと彼のエピソードが好きなのでとても楽しめた。 映画としてはよくある天才伝記ものの構成で、仰々しくなく割とフラットでドキュメンタリーっぽい感じ。 有名なタクシー数「1729」の話も演出としてはアッサリ。 ハーディが自身の揺るがない無神論と葛藤しつつも、ラマヌジャンをこの上ない敬意を持って賞賛する演説シーンがとても良い。
ガルシアの首 112 2019-04-19 ★6
富豪が、自分の娘を妊娠させた男の首に100万ドルの懸賞金をかける話。 途中まではあまり入り込めないなと思っていたけど、クライマックスは良かった。 結果誰も幸せにならなかったとしても、自分の正義の為に戦い抜くというハードボイルドさ。
トップガン 110 2019-04-17 ★7
シンプルに最高。 「友情・(努力)・勝利」あり、去りし父の背中あり、涙あり、恋あり、のゴールデンフルコースに加えて、拳を握りしめたくなるパワフルな80’sヒットチューン。アメリカ色で輝くすべて。 胸が熱くならないわけがない。誰にでもオススメしたい映画リストに入る一作。 そしてこの作品、僕が好きな80-90s頃の「好きな色のノスタルジー」をめちゃくちゃ感じる。(自分が生まれてすら居ない頃の映画だが…) ラブテーマであるBerlinの「Take My Breath Away」とか、曲も流れるシーンも、PVまでも含めて何もかもがあまりにも最高。この時代を感じるシンセの音とか…
キャビン 95 2019-04-16 ★7
若者5人で山奥の小屋に遊びに行ったら化け物に襲われるというホラー映画。 これだけ聞くとコテコテだが、細かい設定がとにかく面白かった。 序盤からだいぶ飛ばすなーと思って観てたけど、最後の20分さらにフルマックスなスピード感になって笑った。日本人の子供達強すぎ笑 ビックリやグロに極振りしてるホラーはあまり好きじゃないけど、これは「おおー…」って観続けられる。 一番人に勧められるホラーかも。
ミッドナイト・イン・パリ 94 2019-04-16 ★7
ある日から1920年代のパリに毎晩のようにタイムスリップし、当時の錚々たる偉人たちと交流する男の話。 パリの情緒も、SF的ワクワクも、恋愛の機微も、全てがとても良い温度感で描かれていてめちゃくちゃ楽しめる良作。 94分という丁度いい上映時間も最高。 “いつの時代も人間はノスタルジーを大切にし過ぎる”というメッセージを与えながらも、“故きを温ねる繊細な感性が無い人間は愚かだ”という主張がありありと感じられ、大変に痛快。
エレファント・マン 124 2019-04-14 ★5
異形の姿で生を受け悲惨な人生を送っていた青年がとある医師の真摯な向き合いにより心を開いていく話。 実話が元になっているということで、全体的には悲しい話。 娯楽のための映画ではなく教養のための映画という感じ。 不幸な境遇にありながらも純粋な心を持ち、人の暖かさや人生の喜びというものを垣間見ては深く感動するジョンの姿がなんとも切ない。
イベント・ホライゾン 96 2019-04-12 ★3
人類史上初のブラックホール撮影に成功というニュースを受けて、その撮影機器名が「イベント・ホライズン・テレスコープ」だったので、前から気になってたこの映画を思い出し鑑賞。 海王星に行ったっきり消息不明の船を調べに行ったらとんでもない事になりました的な話で、SFというよりスリラーだった。 事象の地平面要素はどこに…? 正直、映画は全く期待してたものではなかった。 が、ブラックホールのニュースが最高すぎるので良しとする!
コングレス未来学会議 122 2019-04-11 ★4
ぶっ飛びトリップムービー。 おそらく自分の意識を変性状態にした上で観る前提のソレ
ギリシャに消えた嘘 96 2019-04-09 ★5
ギリシャ旅行に来ていた裕福な米国人夫婦と現地のガイドの青年が事件に飲み込まれていく話。 「太陽がいっぱい」と同じ原作者ということで、美麗かつスリルあるサスペンスだった。 短くて観やすいし楽しめるけど、ずっしりと後引く感じではない。
PK 153 2019-04-08 ★4
地球に着いて数分で宇宙に帰るための発信機をスられてしまい帰れなくなった宇宙人が、ひょんなことから人間社会の宗教という概念にメスを入れる話。 設定も普通に面白いし、最後もきちんと締めてきたし、映画としての要素は十分だと思ったが、正直どうしても退屈だった… たぶん、単純に僕にはインド映画のノリが向いてないということなのだろう。 どんな役やシーンにも根っからの明るさが滲み出ていて、ファミリー向けのバラエティ番組をみているような感じ。僕が映画に求める要素の一つである没入感みたいなものが得られなかったなと。 こんな明るい国だったら犬もめっちゃテンション高そうだけど、劇中の犬はなぜか鬱病だった。
フォーカス 105 2019-04-08 ★7
超絶テクの詐欺師がブイブイいわす話。 "ザ・ウィルスミス主演映画"って感じだったが、映像も音楽も演出も全部スタイリッシュでとても楽しめた。気軽に人に勧められる作品。 前半の勢いに比べるとやや後半ソフトランディング感が否めないが、これはこれでいいのかなとも思う。 あらすじも何も読まずに、タイトルとジャケットだけで「人の視界をジャックする」みたいな半SFを勝手に想像してたが、そうではなかった。そういうの観たい。
カリートの道 145 2019-04-07 ★5
長期刑で投獄された大物ギャングが親友の弁護士の力で出所するも、わずか5年で周りの世界は変わってしまっていた。 悪人なりに自分が大切にしていた哲学。それが失われてしまっている世界から足を洗おうとするも、自らが積んだ悪のカルマにがんじがらめになっていく話。 ギャングものの典型である繁栄からの破滅というプロットではなく、最初から破滅に向かっていくし、そんな中でも最後まで自分の信念を曲げまいとする主人公の姿もあいまって、なんとも切ない作品だった。
21グラム 124 2019-04-06 ★5
元々関係のない複数の人々が、命というものを通して奇妙に繋がっていく話。 主題が明確だし、時系列シャッフル系の脚本も印象的。 命にまつわる苦悩がメインだったけど、対比的に希望がもっと描かれていたらもっとグッときたかも。 一番最後のカットはどういう意味なんだろう… ギターインストのテーマ曲「Do We Lose 21 Grams?」が良い。
オールド・ボーイ 120 2019-04-04 ★5
突然拉致され15年間監禁された男が復讐のため犯人を探し出す話。 昨日観た「灼熱の魂」のレビューでちょいちょい名前が出てきていて、前から気になっていた映画だったので鑑賞。 レビュー内で名前が出てきていた理由がよくわかった。 ただ、だからこそ連日で観るべきではなかったかな…昨日の衝撃が大き過ぎて、少し不完全燃焼だった。 ヒロインの子がやたら可愛い。
ゴールド 金塊の行方 122 2019-04-02 ★7
会社倒産の窮地に陥った小さな採掘会社の社長と落ち目の地質学者が組んで金脈を当てにいく話。 激しすぎるアップダウンが最後の最後まで続くからえらく体力を使うが、見応えは抜群。 実話ベースとのことだが、正直、脚本の妙に力が入りすぎていて、途中からは「どこからどこまでが実話なんだろう…?」という疑問もどうでもよくなった。笑 シンプルかつ見応えのある映画が観たい時にはイチオシの作品! アメリカン・ドリームを追い求める経営者の生き様を描いた作品ってやっぱいいなあ。 成功している瞬間の目の輝きがたまらない。 イギーポップの主題歌もイカしてるけど、デレヴィジョンの激ヤバ曲「1880 or so」を起用するセンスに脱帽。
はじまりのうた 104 2019-04-02 ★6
新しい才能に出会えず、生活もズタボロで燻っているプロデューサーがバーで偶然素晴らしいシンガーソングライターと出逢うというシンプルなサクセスストーリー。 正直、劇中で良しとされている音楽自体は趣味の違いから堪能できなかったが、キャラクター同士の音楽談義や、キャラクターたちの音楽観には共感を覚える部分が沢山あった。 音楽をシェアしながら歩き回るシーンは最高。 音楽の魔法だ 平凡な風景が意味あるものに変わる 陳腐でつまらない景色が 美しく光り輝く真珠になる
ワンダー 君は太陽 113 2019-04-02 ★6
特殊な顔で生まれてしまった子を中心に、子供達の悩みと友情を描いたヒューマンドラマ。 最初っからいい話度200%で進行して、結果いい話度2千億%だった。 ストーリーの所々でホロリとするものの、設定をいやらしく使った御涙頂戴はされずにホッとした。 気持ちを顔に出さない大人よりも、心に出さない子供同士の方がよっぽどわかりあえる。 初めての環境の輪に入っていく不安、嬉しくて天にも昇る心地、その対照的な感情を宇宙遊泳のように表現する描写に感嘆。 確かに自分が初めて小学校に登校するとき、近い感情だった気がする。 我が子の姿を眼鏡を交代でかけて観る両親のシーンが素晴らしい。
狩人の夜 93 2019-03-31 ★6
右手にLOVE、左手にHATEと刺青が入っている偽宣教師の殺人鬼というキャラ立ちしすぎた悪人から子供が逃げる話。 パッケージの男が目つきイってるし指にHATEって刺青入ってるし、でも時代が時代だしどんな映画なんだろうこれ…ってずっと思ってたけど、一切の裏切りなくその不安がそのまま映画になってた。 古さは大いに感じるけども、サスペンスとしては大いに楽しめた一作。 所々に挟まれる実写の動物のシーンが印象的。夜の川のシーンも美しい。
セント・オブ・ウーマン/夢の香り 157 2019-03-29 ★6
名門校に通う優秀で真面目な高校生がサンクスギビングのバイトで偏屈で女好きな盲目の退役軍人を世話することになる話。 内容はザ・いい話だけど、とても強い何かは残らなかった。 とにかくアルパチーノの台詞、一挙手一投足がどれも見事すぎて、それを観るための映画って感じ。 タイトルのセンスがとても良い。 好きなシーン: 「この世で唯一聞く価値のある言葉がある。」 「“プッシー”だ。」
ヴィレッジ 108 2019-03-28 ★7
異形のものが棲む森に囲まれた平和な村で暮らす村人たちの話。 これ以上の事前インプットは厳禁! モンスターやらファンタジーに興味がない人にもオススメできる、 誰が観ても楽しめる非常に良くできた映画だった。
ブレインストーム 100 2019-03-27 ★7
とある研究チームが五感のすべてを録画・再生できる装置を発明した話。 もうこの設定だけでヨダレ出る。むしろこれ以上の事前インプット無しに観てほしい。 数多の方向に広がりうる素晴らしい設定だが、まさかそんなテーマをチョイスするとは…! 色々とチープな部分はあるものの、そんなの全然お構いナシで とにかく設定とテーマがめちゃくちゃ光ってる作品でした。
ジャッカルの日 142 2019-03-26 ★7
フランスの大統領暗殺を企てるテロ組織に雇われた天才暗殺者ジャッカルとそれを追う優秀な警視の話。 もう、めちゃくちゃ面白かった。 この時代特有のパスポート偽装などのトリックを使い巧妙に逃げかわすジャッカルと、何とか少ない手掛かりからジャッカルの影を追う警察。 140分あるが随所に飽きさせないスリリングな展開が続き、後半30分に至ってはひと時も目が離せない。 クライム・サスペンス好きは必見の一作! これぞ映画、是非人にも勧めたい作品だった。
真夜中のカーボーイ 113 2019-03-26 ★5
金持ちマダムのヒモを夢見るお調子者のカウボーイと嘘吐きの卑しい男がNYで出会い奇妙な友情を紡ぐ話。 大枠のストーリーは楽しめたのだけど、一度観ただけでは散りばめられてる演出や要素が全く回収し切れず非常に難解にも感じた。 かと言って、「えーこれ何!?どういうことだったの!?」とはならず、普通に話が完結するので何とも不思議な後味。 ちょっと人には勧めづらいけど、スッキリしないのでいつかもう一回観たいと思う。
勝手にしやがれ 95 2019-03-24 ★5
とあるならず者の罪と美女との恋の話。 この出だしの1行は悩んだ末書いたが、恐らくあらすじを示すことにあまり意味はない作品だろう。 スリリングなクライム映画でもなく、ねっとりとした情愛が散りばめられているわけでもない。ただスタイリッシュに、軽快に、始終が描かれる。 主人公の男は、罪を犯しているときも、惚れた女を口説いているときも、インタビューに応えるロックミュージシャンのようである。自分には非常に男臭い“生きざま”系の映画として映った。
ラスト・ベガス 105 2019-03-22 ★7
子供の頃から大親友のオジイちゃんたち4人組の1人が若い女と結婚するっていうんで、ベガスでバチェラーパーティする話。 この、気構えずに観られて、名優たちが間違いのない笑いをくれる感じ、本当に最高! まさに、ベガスのような非日常のラグジュアリーなホテルでディナーショーを観ているかのような安心感と楽しさをくれる映画だった。 誰にでも気軽に勧められる良い作品。 あまりにもちょい役の50Centに笑った。
ジョニーは戦場へ行った 112 2019-03-21 ★3
戦争により視覚・聴覚・嗅覚・味覚・四肢をすべて失ったのにも関わらず生かされ続ける若い男の話。 いわゆる胸糞作品だが、反戦メッセージに重きが置かれていて、目を覆いたくなるというよりは考えさせられた。 今の映像技術でもっと性格が悪い人がシンプルに「トラウマを植え付ける」ことだけを目的に作ったら信じられないくらいの最悪作品になるポテンシャルがある設定だと思う。
ソナチネ 94 2019-03-21 ★6
物静かだが好戦的で内なる狂気が滲むヤクザの村川が、沖縄の抗争に派遣される話。 公開当時は物心もつかぬ年齢の自分にとっては、時代と舞台の背景が相まって、東南アジア的な美しさ・無垢さ・粗暴さを感じる作品だった。 目を覆いたくなるようなスリルや、強い感情移入による熱狂があるかというと、そうでない。でも、なぜか目が離せない。そんな映画。 「死ぬのを怖がると、死にたくなっちゃうんだよ」
アルタード・ステーツ/未知への挑戦 103 2019-03-19 ★4
真理を探究するあまりドラッグに行き着きとんでもないことになっちゃう科学者の話。 かなりエグめにフシギなSFでした。 哲学的な台詞はちょいちょい好きなんだけど、全体としてはギャグ感否めなかった。
ソラリス 99 2019-03-19 ★5
惑星ソラリスの衛星軌道上で起こる神秘的な超常現象の話。 設定もテーマもかなりディープなどSFだけど、多くは問わず示さず、ただ静かに人々の心が描かれていた。
ラブ&ドラッグ 113 2019-03-17 ★5
女たらしのMRと、難病もちだが勝気な患者の女のラブコメ。 超絶美男美女で、ただただそれを堪能する映画だった。
時計じかけのオレンジ 137 2019-03-16 ★9
高いセンスと低いモラルを美徳とする邪悪な青少年の話。 難解さと非言語的な魅力が濃く混ざりあっていて、観終わった今この瞬間ももう一回観たいと思う。 映画のメモを残す時は出来るだけ監督や俳優や原作という人物・背景でなく、それ単体の脚本や演出や映像について感じたものを残しておきたいと思って努めてたけど、スタンリーキューブリックという監督の作品を何本か観て、この人がつくる映画はそれが難しいということを強く感じている。 この人は、人間の精神にある様々な世界について、そのそれぞれを作品ごとにテーマを変えて表現しようとしていて、この作品については暴力や純粋な悪意という世界をテーマにしたんじゃないかと、そんなことを考えた。
プライベート・ライアン 170 2019-03-15 ★7
ノルマンディー上陸作戦を生き延びた8人の小隊が、国の命令である1人の兵士を発見し保護するために戦地を巡る話。 とてつもない臨場感。 色々な感情が渦巻く170分で、一番最後の星条旗のシーンでは身動きができなくなった
トランスポーター 93 2019-03-14 ★5
なんでも運ぶ凄腕ドライバーの主人公が悪の組織に巻き込まれて無双する系の王道アクション。 カーチェイス、銃撃戦、スタント、ハッキング、なんでもありのフルコースで純粋に楽しめた。 気軽に観れるぶん、残るものはそんなに多くないかなあ。
雨に唄えば 102 2019-03-14 ★6
映画が無声から音アリに転換する時代、“歌って踊れる”役者がスターになる様を描いたミュージカル。 ミュージカルにあまり慣れていないから所々難しかったり長く感じる部分もあったけど、全体としてとてもシンプルかつハッピーに楽しめた。 ヒロインがとにかくキュート。
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 115 2019-03-12 ★5
大戦中猛威をふるったドイツ軍の暗号「エニグマ」を歴史の裏側で解読していた不遇な天才数学者の話。 日の目を浴びずに生涯を閉じる天才の物語はなんとも心苦しいが、その辛い人生こそが彼を天才たらしめていたとも思える。 彼を語る上で外せないのは理解できるが、いささか同性愛というテーマへのフォーカスが強すぎた。 勉強になる作品。
ブラック・スワン 108 2019-03-10 ★6
若きバレリーナが勝ち取った大役に精神を蝕まれていく話。 人々がそれぞれ抱える闇が、その関係のなかで一つの大きなうねりとなり、うら若き女性の心身を犠牲にしアートとして爆発的に表出する。 とても楽しめたが、最後にもっと尺つかってほしかったかも。
宇宙戦争 114 2019-03-09 ★3
宇宙人が侵略してきました的なそれ。全体的にひどい。 ダメポイントあり過ぎてレビューを書く気力も起こらない。
運び屋 116 2019-03-09 ★7
花を愛する不器用な老人がコカインの運び屋になる話。 仰々しくなく、重苦しすぎず、じんわりと染みる良いヒューマンドラマだった。 家庭を顧みずに、1日だけ美しく咲く花に生涯を注ぎ、全てを失った男が最期に育てる花。その花もまた、美しく儚く咲く。
イエスマン “YES”は人生のパスワード 104 2019-03-07 ★6
良かった。 ジムキャリーもの、何となく観るまでに心理的ハードルがあるんだけど、きちんと見事に越えてくれるから凄い。
T2 トレインスポッティング 117 2019-03-05 ★5
「あの人は今」的な楽しさはあったけど、それだけかなあ
運命じゃない人 98 2019-03-04 ★6
最初の方は何これ…ってくらい面白くなかったのに、途中から“ほのぼの系パルプフィクション”になって面白かった
Mr &Mrs スミス 118 2019-03-03 ★6
互いの素性を知らずに夫婦になった超一流殺し屋の男女が事実に気づき、激しすぎる夫婦喧嘩を繰り広げる話。 ヤマ場のテンションがどんどん更新されて最後まで右肩上がりで楽しめる。
月に囚われた男 97 2019-03-03 ★4
たった一人での月面作業員の仕事に3年契約で従事する宇宙飛行士のサムが、帰還間近のある日異変に気づく話。 物語の核心であろう部分が割と早い段階で明かされたので、お?と思っていたけど大きなヤマなくそのまま終わってしまった。 AIが優しすぎたりセキュリティがガバガバすぎたりでSF要素やスリルについては△で、それはそれで良いんだけど、だとしたらもうちょっと人間心理を濃く描いてほしかったなあ。
ドリーム 127 2019-03-02 ★6
アメリカとソ連の宇宙開発競争時代にNASAに実在した3人の天才黒人女性のサクセスストーリー。 実話ベースなのもあいまって、仕事のオンと友情のオフの対比描写にリアルさがあり感情移入させられた。 個としての“独立”、女性としての“独立”、人種としての“独立”、全てを一足飛びに勝ち得てしまう爆発する才能、こういうの本当に最高。
野火 87 2019-03-01 ★1
ただただグロい。 なんで観たんだろこれ… 中断しなかった自分に拍手。
バック・トゥ・ザ・フューチャー 116 2019-02-27 ★7
なんて完成度の高いエンターテインメント! あまりにもビッグネームすぎて話の内容をほとんど知っていたけど、それでもなお、いや、だからこそ脚本の完成度に圧倒。 何回観ても楽しめる映画だと思う。 いいもの観た〜
ミリオンダラー・ベイビー 133 2019-02-26 ★6
2chの有名コピペは伊達じゃない… 事前情報全く無しで見たらもっと食らっただろうから、もはやあのコピペは一周まわって優しさで出来ているとすら思えてきた。笑 ↓のシーン・台詞がすごく好きだった 体は自己防衛の力を持っている 首をねじ曲げて 限界以上に曲げると 体はこう言う “この先は俺に任せてくれ” と "じっと動かず 落ち着いたら 何がどうなったのか考えよう" それがノックアウトだ
ロッキー 119 2019-02-25 ★7
「観とかなきゃな…」と思って観て、ちゃんと「観てよかった…」ってなった。 なぜ今まで観なかったと反省しつつも、子供の頃に観るよりは「“不器用で真っ直ぐなイタリア男”のどうしようもない格好良さ」がめちゃくちゃ刺さる大人の状態で観られて良かったかなとも思う。
アマデウス 160 2019-02-24 ★7
モーツァルトの才能を最も理解し最も嫉妬し続けた男がモーツァルトの生涯を回想する話。 才能溢れる天才の視点ではなく、それを側で羨む凡才の視点から描かれているのがポイント。これによって、ストーリも、劇中の楽曲の聴こえ方も、複雑な凄みをまとっている。 天才の視点で一緒に大成功する気分になれる伝記系の作品も好きだが、それらとはまた違う体験ができる作品。 上映時間だけ見ると長い映画だが、ダレずに見ごたえがある。
レナードの朝 120 2019-02-23 ★8
脳神経系の疾患で何十年も脱け殻の廃人のようになってた人が元に戻る実話。 ラストでめちゃくちゃ泣いた。 それが数日間なのか100年間なのか、人によって与えられている期間は違えど、みな等しく人生という一瞬の魂の輝きを享受しているのだ。
グラン・トリノ 117 2019-02-21 ★8
鑑賞後に身動きできなくなるこの感じ、これこそ映画。素晴らしい。 床屋で男の特訓するシーン大好き。
フライト・ゲーム 107 2019-02-20 ★6
飛行機の中にいる隠れたハイジャック犯を探す話。 「いやもうダメだろこれ…」って何回もなるし、犯人誰か本当にわかんないし、ドキドキハラハラ、ダレずに楽しめた。
ジャンパー 88 2019-02-19 ★6
ある日から瞬間移動能力を身につけた男の話。 銀行の金庫から大金盗ったりピラミッドの上でくつろいだり、コテコテな感じで能力活用して爽快。ちゃんと瞬間移動能力者を狙う悪の組織とかも出てきて最高。 全体としてテンポ良く、話もシンプルなので気軽に楽しめる。 タイトルとジャケットだけだとものすごい地雷B級臭がするものの、普通にいい映画でした。
アイズ・ワイド・シャット 159 2019-02-18 ★6
僕には映画を観た際のルールがある。 それは「人の感想や考察を見る前にレビューを書いておく」というものなのだが、いざこの映画のレビューを書こうとしているいま、その自分ルールを後悔する、そんな一品だった。 何について書いてもネタバレになりかねない作品につき、内容については非常に書きづらい… 人に勧めるうえで何か伝える必要があるのであれば、「だいぶサイコエロいのでTPOは気をつけて」とだけは伝えたい。
最高の人生の見つけ方 97 2019-02-17 ★6
余命6カ月の老人が出会い、最高の友情を紡ぐ話。 人生の最後にこういう過ごし方したいなあ。 あと中身は最高なのにこれ系の邦題がどうしてもイマイチだと思う…
マグニフィセント・セブン 133 2019-02-14 ★5
王道にかっこいい西部劇。これといって何か残るわけではないエンタメ。 よく敵味方見分けられるな…とひたすら思って見てた。
キャスト・アウェイ 144 2019-02-13 ★5
分刻みでバリバリ働いてた男が突然無人島で漂流生活することになる話。 漂流シーンがかなりの長尺だったが、ひたすら孤独・辛さが描かれてて観るのにかなり体力を使った。 コロッと怪我が治ったりしてるご都合処理するなら、もうちょっとワクワクするサバイバルも描いて欲しかったかなあ。
パーフェクト・ワールド 138 2019-02-12 ★5
脱獄犯の男と人質の少年の話。 話の抑揚を良い方向にも悪い方向にも振りすぎておらず、結果それが良かった。 ただそれゆえに、ガッツリ印象が刻まれる映画ではなかったかなあ。
紙の月 126 2019-02-11 ★4
ちょっと苦手な感じの邦画だった。 ストーリーが文字通り紙のように薄い…
2001年宇宙の旅 139 2019-02-10 ★9
宇宙SFの金字塔だが、宇宙はただの媒体であり、もっと荘厳なものがテーマになっている。 人類とは、生命とは、進化とは、悪とは、意識とは、時間とは… それらを包括し、大胆な切り口で“答え”を示す試みにとにかく衝撃を受けた。 HALのキャラクターがあまりにも好きすぎて、僕は自宅のNASにも「HAL9000」という名前を付けている。 日々発達するホームエレクトロニクスたちが突然「daisy bell」を歌い出す日が来ないよう…
ゴッドファーザー 175 2019-02-10 ★10
冒頭からラストまで、一分の隙もなく隅々まで名作。 “I believe in America…” この映画のオープニング・シークエンスは、あらゆる映画のなかで一番ワクワクする。 冒頭で完全に掴まれ、くど過ぎずワクワクしたまま人物相関が掴めるように工夫された設計も凄まじい。 恐らく一番観た回数が多い映画。 大学生の頃に午前十時の映画祭で初めて観て惚れ込み、何度も何度も繰り返して観ている。 何十回観ても発見があり、より好きになる。 僕の母が最も好きな映画でもあり、実家には「ゴッドファーザー」「ゴッドファーザーPARTⅡ」「ゴッドファーザーPARTⅢ」と手書きのラベルが貼られたVHSが大事に大事に保管されていた。 子供の頃は観ようとも思わなかったが、母との血の繋がりを強く感じた一作である。
スティング 129 2019-02-10 ★9
大学時代、午前十時の映画祭のおかげで出会えた作品。 ストーリーをとっても演出をとっても曲をとっても、ケチのつけようがない大名作。 いつの時代も老若男女だれにでもオススメできる超良作!
明日に向って撃て! 112 2019-02-10 ★10
強盗を繰り返すチンピラ二人組の話。 スカした友情、愛情が美しく、胸が熱くなる。 「スティング」のような万人にオススメできる映画という訳ではないのだが、ほんとうに大好きで、何度も何度も繰り返し観ている作品。 これも午前十時の映画祭のおかげで出会った一作。 ボリビアで強盗をくりかえすシーンでながれている曲が、すごく印象にのこってる。 暗い曲ではないのに、救われない未来へとひたすら歩んでいっているような、悲しい美しさのある曲。 音楽の趣味があう人にも理解してもらえなさそうな、絶妙な感覚。 でもほんとうに大切な曲で、ずっとApple Musicの特別なプレイリストに入れている。
アウトブレイク 128 2019-02-07 ★6
「ターミネーター」や「バックドラフト」のような、完成されたアメリカン・エンターテインメント。 90年代のハリウッド映画の質感、大好き。 防護服脱ぐシーン泣ける。
ウルフ・オブ・ウォールストリート 179 2019-01-25 ★9
仲間と騒ぎながらノリで金稼ぎまくっちゃうキチガイ証券マンの話。 「一番のドラッグは金」というメッセージが終始体現されていて、見応えがあった。 実際のドラッグもガンガンキメてるんだけど、トリップしてる描写よりも、仕事モードの方がよっぽどみんなぶっ飛んでて最高。 何年経っても強烈に頭に印象がこびりついて離れない、他とは何かが違う一作。 プールで絶叫してるシーンが特に好き。
トゥルーマン・ショー 103 2019-01-17 ★6
周りの人は全員役者、街も森も海も全て偽物という壮大なスタジオで何も知らずに生かされ、毎日を世界中に放送されている男の話。 コメディとのことだが、オチを少し変えるだけで統合失調症の人の妄想の話になるような怖い設定だなと思った。 そして、自分はそういうエグい方が好き。
最強のふたり 113 2019-01-16 ★6
全身麻痺の大富豪の世話係にスラムの黒人が採用され、奇妙な友情が生まれる話。 邦題から連想してたイメージよりもだいぶ良かった。 どんどん心を開いていく大富豪の描写と、EW&Fと、わりと容赦無いブラックユーモアがクセになる一作。
フォレスト・ガンプ/一期一会 142 2019-01-12 ★5
座敷わらし。
オブリビオン 124 2019-01-10 ★5
どんでん返しあり系のSF。特に強い印象は無し。 ドローンの音可愛くて好き。
ボヘミアン・ラプソディ 135 2018-12-29 ★7
ライブシーンがヤバすぎ。何回でも観たい。 どんなジャンルであれ、強烈な才能が爆発する系のものに弱くて号泣しちゃう。 胸を熱くしたい時に間違いない一作。
ゲット・アウト 104 2018-11-04 ★6
胸糞系サイコサスペンスの臭いがプンプンしており、最後まで何が起こるのかとドキドキする。 微グロだが悪趣味なほどではないので、ギリギリ人にも勧められる映画。
ザ・サークル 110 2018-10-20 ★4
割と好きな感じのほのかな近未来感と社会派テーマだが、途中からよくわからない方向に向かっていき、締め方もうーん?という感じ。 大衆の狂気にはもっと色濃い恐怖を塗って欲しかった。わざとらしいというか、チープというか… 考えさせられるような要素も薄く、人にオススメしたい!とは思えない。
ガタカ 106 2018-10-13 ★7
なんて心地いいSFなんだ。 ドヤ感漂うようなギラギラした未来描写はなくて、フォーカスは人の心の機微に当たっている。 ストーリーは間違いなくSFでありサスペンスであるのだが、いたずらに不安を煽る演出はしない。 完全な奴も不完全な奴も、みんなめちゃくちゃ人間臭い。 一見究極の合理性を求めた無機質な世界観を表現しているようでありながら、人の心はデザイン出来ないという反科学主義的なメッセージも感じられる。
クレイマー、クレイマー 105 2018-10-09 ★4
昼ドラ。 色々リアルでえげつない… 特に語ることはなく、印象薄め。
コンタクト 150 2018-10-04 ★5
「2001年宇宙の旅」で突きつけられる哲学的テーマ、「インターステラー」で堪能できる重厚なSFと“愛”の感動、それらと比べると正直物足りなさが否めなかった… 全体的なストーリーはとても好きだが、冗長。 この密度なら、もう少しコンパクトにして欲しかったかなあ。
バーフバリ 伝説誕生 138 2018-10-02 ★3
ファニーの意味で面白いけど、自分が好きな映画ではない。笑 インド映画って人を選ぶと思うなあ。
her 世界でひとつの彼女 120 2018-10-01 ★6
相手の存在が何であれ、コミュニケーションがあれば愛は生まれるという教訓を得た。 AIのサマンサは完璧に人間的な言動をすることで惹き込んでくるが、肉体役になりたいという変人を巻き込んでまでセオドアを喜ばせようとするという行動だけは一般的な人間の感覚とは離れてる。 ただ、特殊な背景があるから手段がズレてしまうだけで、感情の向きそのものはこの上なく人間的とも思う。 2人でビーチに居るシーンが最高すぎ。
エンター・ザ・ボイド 143 2018-09-30 ★5
見ごたえありすぎ。ストーリーじゃなくて、映像が…酔いそうになる。 全体的に「前衛的なデザイナー学校に通ってる外国人の若者が作った作品」という印象。 こういう方向に攻めた映画って大体変な感じの日本が描写される…(ブレードランナーしかり) 輪廻という壮大なテーマの割にストーリーが安い気がする。
プーと大人になった僕 104 2018-09-16 ★5
うーん。 伝えようとしているメッセージはわかるのだが、自分が映画に対して求めてるソレでは無かった。
夜に生きる 129 2018-09-16 ★4
ゴッドファーザーを筆頭にマフィアものが大好きな僕は、劇場ポスターだけで「なにこれ、絶対好きな奴だ」と大期待していたが… イマイチだった。 思ったより男女要素がメインな感じだった。
キングスマン:ゴールデン・サークル 140 2018-09-15 ★5
前作に続きエンターテイメント性高し。 が、ご多分に漏れず「名作の第二弾」感はあるので期待しすぎないのが吉。
シティ・オブ・ゴッド 130 2018-09-15 ★8
初めて観たのは中学生の頃だろうか。 とても好きで何回も観ている映画。ぜひ人に勧めたい一作。 ギャング映画で好きな華々しさや漢たちのカッチョ良さのような旨味は無いものの、栄枯盛衰・弱肉強食のテーマは共通。 ただただ悲惨でリアルなスラムの現実に、終始魅入ってしまう。 ベネみたいな友達が欲しい。
シン・ゴジラ 119 2018-09-09 ★4
迫力は満点、ストーリーも良いのだが… 演技で冷めた…全体的にひどすぎる。
エクス・マキナ 108 2018-08-31 ★8
めちゃくちゃ良かった!!! SF独特の得体の知れない期待感と心地よさが、導入から最後まで減速せずに堪能できた。 AIの反乱という脚本自体は王道だけど、現代〜近未来的な技術設定と映像美で没入できる。 哲学的テーマが散りばめられた登場人物達の会話・台詞も本当に好き。 今後SFでオススメ聞かれたら1つとして挙げるであろう作品。 終盤のシーンでかかる「Skin」というBGMが凄すぎる。 これ以上的確に「機械の女の子がはじめて着飾ろうとしている瞬間の心情」を音楽で表現することができるだろうか。
ビューティフル・マインド 134 2018-08-30 ★7
とても良い!また観たい。 実話ベースと知らず、いつでもサイコな裏切り(妻も…とか)ができるであろう展開の仕方だったので、ヒヤヒヤしながら観ていた。
君の膵臓をたべたい 115 2018-08-26 ★4
あまり好きじゃないタイプの邦画。 北川景子がトムヨークに似てきていないか?という邪念で頭がいっぱいで集中できなかった…
インセプション 148 2018-08-19 ★6
設定がとても素晴らしいのに、ミッションとアクションに軸足がおかれていて、登場人物がみんな割と精神が健全で大きなトラブルが起きないのが少し物足りない。 主人公(妻)は明らかに統合失調症様の問題を抱えていてストーリーに影響を及ぼすけど、ほかの人々はあんな不安定な世界でミッションを忘れずにひたすら任務遂行。精神強すぎでは… もっと、個々人の心の闇が進行を邪魔して、誰が誰の夢だかわからなくなるような、観てる側が悪酔いするような展開にしてほしかった。 街が曲がるシーンのトリッピーさは唯一無二!たまにそこだけ観たくなる。 劇中BGM「Time」は秀逸。エンディングの演出とその音楽がとてつもない。本来涙するシーンではないのだが、「すばらしき映画音楽たち」を見てから、ラストシーンを涙なしに観られなくなってしまった。音楽の力の凄さ、への涙である。
ブレードランナー 117 2018-06-21 ★6
世紀の大名作だが… コンセプト・テーマ・ストーリーどれもめっちゃ良いのに、伝えたいメッセージの上で必須ではないであろう“変な日本”や雑な大道具小道具にちょっと萎えさせられた、というのが正直な感想。 劇中BGMの「Love Theme」がとてつもなく好き。 この映画についての話になったらこの曲についてだけ語ると思う。
キングスマン 129 2018-06-17 ★8
最高のエンターテインメント! 妖しくきらびやかなスパイガジェットの数々。これで心躍らない男子はいるまい。 自分もまた観たいし、誰かに観せたくなる映画。 (続編は観なくてよい…)
この世界の片隅に 126 2018-05-20 ★6
必要以上の痛ましさやお涙頂戴が無い戦争ものって、すごく良い。 玉音放送を聞き終わったケイコの軽々しい反応がとても印象的だった。
グレイテスト・ショーマン 105 2018-04-15 ★7
劇場で観てよかった。 音楽があまりにも良すぎて何回か観たいけど、家で観ても微妙かも。 This is Meのメイキング映像は何度観てもグッとくる。
アメリカン・ビューティー 117 2018-04-08 ★5
ノリはアメリカンコメディだが、欲張りなくらい詰め込まれた重いテーマや後味の悪い余韻に邦画の陰鬱ネチネチ感を感じた。 特に強い印象は残っていない。
ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン! 120 2018-04-01 ★4
ジャンルがゴチャ混ざっててカオス。笑 コメディとしてもちょっと楽しみ切れなかったかなー
ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 100 2018-03-24 ★5
キマって爆笑しながら悪戯してる悪友同士の描写が本当に最高。 普段コメディ観ないけどたまにはいいなと思った。
カジノ 179 2018-02-17 ★5
デニーロがお腹いっぱい味わえる3時間。 話自体はそんなに面白くなかったのが残念。 もう一回は観ないかなあ…
グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 127 2018-02-12 ★5
ザ・良い映画って感じだった。 でもずっと心に残るような「何か」は無かったかなあ。
ノルウェイの森 133 2018-02-12 ★5
松山ケンイチによるハイクオリティな村上春樹ワールドの台詞表現と、ジョニーグリーンウッドの素晴らしい音楽。 それだけで十分満足出来たけど、人には勧めづらいなと思う。
アルゴ 120 2018-01-21 ★8
まるで自分がそこに一緒に居て、恐怖に怯え続けているような臨場感・緊迫感が冒頭から最後まで一貫して維持される。 とにかく、凄まじい映画体験が約束されている作品。 映画好きの人には必ず勧めたい。
ミッドナイト・エクスプレス 121 2018-01-21 ★5
最初から最後まで、濃厚な不安感・救われなさが漂っている。 ヘタに「胸糞」を狙ってる映画よりもドンヨリした気分になる。 不思議なことに、最後まで観た上でもスッキリしない… 異国で逮捕されるという状況に対する無力感・絶望感をとてもリアルに表現している良作。 もう一回観たい感じではないかなあ。
何者 97 2018-01-16 ★4
テーマやキャラクターは悪くないし、就活あるあるが描かれていて楽しめたが、それ以上は… 本筋とは全く関係ないが、現代のSNSやデバイスを作品内で必要以上に強調されると、どうしても萎えてしまう。「モテキ」などにも強く感じたこの臭み、「電通臭」とでも名付けようか… 菅田将暉の大学生バンド描写はとても良かった。卒業ライブ時と1年生当時?の演奏レベルが露骨に違うところの演出には感心。
ダークナイト 152 2017-12-14 ★6
正直、世評ほどの衝撃は受けなかった。 あまりにも評判が良いので、めちゃめちゃ味わい深い哲学が秘められているのかと勝手に期待していたけど、奥深さはそこまで? 変な期待をし過ぎたというのに尽きる。 アメコミ・ヒーロー物としては100点。ジョーカー本当にたまらない…
ザ・ビーチ 118 2017-11-27 ★6
惜しい、非常に惜しい映画。 冒頭のツカミが最高だった。島に着くまでは凄くワクワクしたのだが…その後の展開はイマイチ。
クリーピー 偽りの隣人 130 2017-11-19 ★6
鬱々とした雰囲気の醸し出し方が良い。 ストーリーも好き。 何より香川照之がハマり役すぎて素晴らしい。 ただちょっと設定が弱いかなあ。 謎の薬じゃなくて、「催眠で洗脳」の方がリアルで良かったかも。 あと、西島秀俊が西島秀俊でありすぎて、この作品においては非常に微妙だった。なんか1人だけレンジャー戦隊モノみたいな演技で浮いているように見えた。
怒り 142 2017-11-12 ★7
ここまで演技に惹き込まれる邦画は今まであまり無かった。 厨2病がこじれすぎて邦画を食わず嫌いしていたけれども、もっと色々観なきゃ…と反省した作品。 結末については、時系列ミスリードで全員犯人ってのを少し期待してた。笑
きみに読む物語 123 2017-10-29 ★7
ベッタベタなのに、ボロボロと泣かずにはいられない。 非の打ち所がない大名作ラブストーリー。 ヒロインの顔がめちゃくちゃタイプすぎる…
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 141 2017-10-29 ★8
実在する大嘘つき成り上がり男の映画。 クライム映画なんだけど、とにかく痛快に展開されて、見ていてとても楽しい。 「スティング」と同じくらい万人にオススメできる一作。
バックドラフト 136 2017-10-29 ★6
誰が観ても面白い系の、古き良きアメリカ映画。 ディズニーアトラクションになっているだけはある。 家族で見たい映画。
ラスベガスをぶっつぶせ 122 2017-10-29 ★6
テンプレート的な展開だが、それでも「あ〜良い時間だった」と思える映画。 MITからハーバードとか、モンティホールとか、悪のボスもチート能力とか、厨2心がこそばゆくなりつつも満足。
告白 106 2017-10-29 ★5
話自体は面白いのだが、独特のチープさ・寒さを感じてしまった。 Last Flowersの選曲と挿入タイミングは素晴らしい。それだけ。
セッション 106 2017-02-04 ★7
才能と狂気。 ひとつの才能が爆発して輝く系の映画はだいたい無条件に大好物だが、これはかなりダークな要素が強いもののこの方向も好きだなと気づかせてくれた作品。
グッドフェローズ 145 2016-01-20 ★6
未投稿
コンスタンティン 121 2016-01-13 ★8
未投稿